今回のピヨ旅で、もしも機会があれば行く先々の地元ラーメンを食えたらな~って、
漫然と思いながら旅に出た。
結果的に5日間で3回、ご当地ラーメンを食べることが出来たよ(^^)
まずは、旅行初日、自宅から仙台に向かう途中で立ち寄った国見SAで
喜多方ラーメンを発見!
フードコートもなかなかゆったりしてる。
おぉ!昔会津旅行に行ったときに食いそびれた本場の喜多方ラーメンが。。。(T_T)
嬉しくて、泣きそうだ。。。
あれ? 国見って福島だよね?
福島だから米沢牛のメニューは分かるけど、
牛タンとか伊達鶏とか、何気に「仙台色」が強いのはなんでだろう?
米沢牛に少し惹かれかけたけど、仙台で牛タンを食べるのだと固く誓っているから、
取り敢えず肉はパス。。。
心は既に「喜多方ラーメン命」一択で固まってるので、さっさと注文。
自分のオーダーが出来上がるのを待つのはワクワク感があっていいね(^^)
おぉ!これが喜多方ラーメンか~。
見かけはシンプル、典型的な中華そばっぽい。
味は可もなく、不可もなく、驚きもなく、普通の魚介+鳥ベーススープの醤油味。
スープは澄んでて、飲みやすいけど、こう、もうちょっと何かパンチが欲しい味。
なんでこの喜多方ラーメンが有名なんだろう。
僕にはとても「普通過ぎる」味。
期待してただけに、ちょっと肩透かし。。。
②山形・冷やしラーメン
この日は蔵王を越えて鶴岡に行く行程だった。
途中、山形市内で本場の夏の名物の冷やしラーメンを食いたかったけど、
月山湖に行くのを優先して諦めた経緯があった。
鶴岡駅に近いホテルにチェックインし、駅前や市内を散歩してると、
バスターミナルを発見。
このバスターミナルなら、もしかして食べるところ、
レストラン街とかあるんじゃね? と淡い期待を。。。
仙台に滞在した2日間、吞みまくってたので、この日は無理せず、
酒を抜いて地元の食堂とかに行ってもいいなぁと思ってた。
バスターミナルにはバスのチケット販売所や色んな雑貨屋、洋服屋とか入り乱れ、
1階部分には大きなスーパーが入ってたので、この辺りの人は日常どんなものを
食ってんだろう? と興味津々で総菜とか見物してみた。
2階にエスカレーターで上がってみると、なんとラーメン屋が2軒入ってて、
そのうちの1軒を覗いて舞い上がってしまった ↑
なんと、昼間諦めた「冷やしラーメン」がメニューにあるではないか!?
もう、後先考えずに店に入り、憧れの山形・冷やしラーメンを注文(^^)
な~んだろ、月山湖で旧友を想う僕を、神様が助けてくれたんだね(笑)
あ、黒いマリアにも祈ったからか?(笑)
こんな事が起きるんだね。。。びっくりだけど、とても嬉しい成り行き。
この冷やしラーメン、凄い!
器のどんぶりもキンキンに冷えて出て来た。
チャーシューは、普通のチャーシューじゃなく、滑らかな生ハム食感の不思議なチャーシュー。 これが滅茶苦茶美味い。
澄んだスープは全然しょっぱくなく、始めに魚介のやさしい出汁を感じて、
後から動物系のコクを感じる。
うまく言えないけど、日本料理の野菜の煮物の出汁のように、初めから優しい口当たりだけど、しっかり美味い感じ。
表面の脂は、たぶん鶏かなぁ。。。
ともかく、予想以上に美味いラーメンだった(^^♪
味変用に色んな調味料がテーブルに置いてあったけど、何も入れない出て来たままのスープが一番美味いと僕は思ったよ。
因みに、こんな夏のメニューもやってたよ ↑
若いころの胃袋なら、きっとこれも食ったんだろうけどなぁ(笑)
③燕三条背脂ラーメン
燕三条の背脂ラーメンは、今回のピヨ旅のミッションの1つに入れてたほど、
どうしても食ってみたかったラーメン。
4日目にクラゲ水族館に行った後、海岸線を新潟方面に南下、
燕三条駅近くのホテルにチェックインする前に、立ち寄った。
事前の調べで、どうしてもこの「大むら食堂」の背脂中華そばを食ってみたくて訪問。
しかし、まだ営業時間中であるにも拘わらず、昼の部の麺が売り切れてしまったので夕方5時から出直して来いとの張り紙が。。。(*_*)
(なんだよ、この上から目線。。。)
悩んでも仕方ないので、行きたかった他の店に行ってみることに ↓
「酒麺亭 潤」やって来たよ\(^o^)/
小奇麗な店内に入り、席に案内され、メニューを開いてあれこれ見てみた。
あれ? ここの背脂ラーメンって、豚骨ベースなの???
ちょっと悩んでると、親切なお店のお姉さまが、
「有名なのは、こっちの中華そばですよ」と教えてくださった(^^)
あ~、これこれ、シンプルな背脂中華そば、これだよ~。。。
注文した中華そばがテーブルに来た。
も~、目が釘づけ!(笑)👀
嘘っぽいと思われるかも知れないけど、
「食べる前から美味いって確信できる」ラーメン。
このプカプカ浮いた背脂と生玉ネギの組み合わせは、鉄板だからね。。。
オヤジキラーの組み合わせだよ。。。
このラーメンには太麺が入ってた。
正直、僕は普段は太麺は食わない、好きじゃない。いつも硬めの細麺を選ぶ。
しかし、このスープには絶対に太麺だろうなぁ、という説得力があった。
実に美味い。
スープも決して濃厚系ではなくて、見かけより断然スッキリしてる。
不思議だけど、味わい深いスープ。
このプカプカ浮いた極上の背脂のプツプツが、
胃袋に落ちる前に、僕の喉ティンコをノックする。。。
なんせ、背脂はオヤジにはサプリメントだからね、
永遠に飲み続けられる。。。
店内は清潔感あって、冷房も涼しく、ゆったりと食事が出来た。
!!!完食!!!
結論を言うと、自分にとって一番好きなラーメンを発見したかも知れない。
自分史上、最高のラーメン、それが「燕三条背脂ラーメン」である。
ほんと、嘘偽りなく、これは美味い、僕にはド・ストライクで心を打ちぬかれた。
Tamatono / Sept. 20, 2023 自宅から3時間半ドライブしてもまた食いたい