ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

ピヨ旅 2023 ~ 旅のラーメン考

 

今回のピヨ旅で、もしも機会があれば行く先々の地元ラーメンを食えたらな~って、

漫然と思いながら旅に出た。

 

結果的に5日間で3回、ご当地ラーメンを食べることが出来たよ(^^)

 

まずは、旅行初日、自宅から仙台に向かう途中で立ち寄った国見SAで

喜多方ラーメンを発見!

 

 

喜多方ラーメン

 

 

フードコートもなかなかゆったりしてる。

 

 

 

おぉ!昔会津旅行に行ったときに食いそびれた本場の喜多方ラーメンが。。。(T_T)

嬉しくて、泣きそうだ。。。

 

 

 

あれ? 国見って福島だよね?

福島だから米沢牛のメニューは分かるけど、

牛タンとか伊達鶏とか、何気に「仙台色」が強いのはなんでだろう?

 

 

 

米沢牛に少し惹かれかけたけど、仙台で牛タンを食べるのだと固く誓っているから、

取り敢えず肉はパス。。。

 

心は既に「喜多方ラーメン命」一択で固まってるので、さっさと注文。

 

自分のオーダーが出来上がるのを待つのはワクワク感があっていいね(^^)

 

 

 

おぉ!これが喜多方ラーメンか~。

見かけはシンプル、典型的な中華そばっぽい。

 

 

 

味は可もなく、不可もなく、驚きもなく、普通の魚介+鳥ベーススープの醤油味。

 

 

 

スープは澄んでて、飲みやすいけど、こう、もうちょっと何かパンチが欲しい味。

なんでこの喜多方ラーメンが有名なんだろう。

僕にはとても「普通過ぎる」味。

 

期待してただけに、ちょっと肩透かし。。。

 

 

②山形・冷やしラーメン

 

 

この日は蔵王を越えて鶴岡に行く行程だった。

途中、山形市内で本場の夏の名物の冷やしラーメンを食いたかったけど、

月山湖に行くのを優先して諦めた経緯があった。

 

鶴岡駅に近いホテルにチェックインし、駅前や市内を散歩してると、

バスターミナルを発見。

 

 

 

このバスターミナルなら、もしかして食べるところ、

レストラン街とかあるんじゃね? と淡い期待を。。。

 

仙台に滞在した2日間、吞みまくってたので、この日は無理せず、

酒を抜いて地元の食堂とかに行ってもいいなぁと思ってた。

 

 

 

バスターミナルにはバスのチケット販売所や色んな雑貨屋、洋服屋とか入り乱れ、

1階部分には大きなスーパーが入ってたので、この辺りの人は日常どんなものを

食ってんだろう? と興味津々で総菜とか見物してみた。

 

 


2階にエスカレーターで上がってみると、なんとラーメン屋が2軒入ってて、

そのうちの1軒を覗いて舞い上がってしまった  ↑

 

なんと、昼間諦めた「冷やしラーメン」がメニューにあるではないか!?

 

もう、後先考えずに店に入り、憧れの山形・冷やしラーメンを注文(^^)

 

 

 

な~んだろ、月山湖で旧友を想う僕を、神様が助けてくれたんだね(笑)

あ、黒いマリアにも祈ったからか?(笑)

こんな事が起きるんだね。。。びっくりだけど、とても嬉しい成り行き。

 

この冷やしラーメン、凄い!

器のどんぶりもキンキンに冷えて出て来た。

チャーシューは、普通のチャーシューじゃなく、滑らかな生ハム食感の不思議なチャーシュー。 これが滅茶苦茶美味い。

 

 

 

澄んだスープは全然しょっぱくなく、始めに魚介のやさしい出汁を感じて、

後から動物系のコクを感じる。

うまく言えないけど、日本料理の野菜の煮物の出汁のように、初めから優しい口当たりだけど、しっかり美味い感じ。

 

表面の脂は、たぶん鶏かなぁ。。。

ともかく、予想以上に美味いラーメンだった(^^♪

 

 

 

味変用に色んな調味料がテーブルに置いてあったけど、何も入れない出て来たままのスープが一番美味いと僕は思ったよ。

 

 

因みに、こんな夏のメニューもやってたよ ↑

 

若いころの胃袋なら、きっとこれも食ったんだろうけどなぁ(笑)

 

 

燕三条背脂ラーメン

 

 

燕三条の背脂ラーメンは、今回のピヨ旅のミッションの1つに入れてたほど、

どうしても食ってみたかったラーメン。

4日目にクラゲ水族館に行った後、海岸線を新潟方面に南下、

燕三条駅近くのホテルにチェックインする前に、立ち寄った。

 

事前の調べで、どうしてもこの「大むら食堂」の背脂中華そばを食ってみたくて訪問。

しかし、まだ営業時間中であるにも拘わらず、昼の部の麺が売り切れてしまったので夕方5時から出直して来いとの張り紙が。。。(*_*)

(なんだよ、この上から目線。。。)

 

悩んでも仕方ないので、行きたかった他の店に行ってみることに ↓

 

 

 

「酒麺亭 潤」やって来たよ\(^o^)/

 

 

 

小奇麗な店内に入り、席に案内され、メニューを開いてあれこれ見てみた。

あれ? ここの背脂ラーメンって、豚骨ベースなの???

 

 

 

ちょっと悩んでると、親切なお店のお姉さまが、

「有名なのは、こっちの中華そばですよ」と教えてくださった(^^)

 

あ~、これこれ、シンプルな背脂中華そば、これだよ~。。。

 

 

 

注文した中華そばがテーブルに来た。

も~、目が釘づけ!(笑)👀

 

嘘っぽいと思われるかも知れないけど、

「食べる前から美味いって確信できる」ラーメン。

 

 

このプカプカ浮いた背脂と生玉ネギの組み合わせは、鉄板だからね。。。

オヤジキラーの組み合わせだよ。。。

 

 

 

このラーメンには太麺が入ってた。

正直、僕は普段は太麺は食わない、好きじゃない。いつも硬めの細麺を選ぶ。

 

しかし、このスープには絶対に太麺だろうなぁ、という説得力があった。

実に美味い。

 

スープも決して濃厚系ではなくて、見かけより断然スッキリしてる。

不思議だけど、味わい深いスープ。

 

 

 

 

このプカプカ浮いた極上の背脂のプツプツが、

胃袋に落ちる前に、僕の喉ティンコをノックする。。。

 

なんせ、背脂はオヤジにはサプリメントだからね、

永遠に飲み続けられる。。。

 

 

 

 

店内は清潔感あって、冷房も涼しく、ゆったりと食事が出来た。

 

 

 

 

!!!完食!!!

 

結論を言うと、自分にとって一番好きなラーメンを発見したかも知れない。

自分史上、最高のラーメン、それが燕三条背脂ラーメン」である。

 

ほんと、嘘偽りなく、これは美味い、僕にはド・ストライクで心を打ちぬかれた。

 

 

 

Tamatono   /   Sept. 20, 2023    自宅から3時間半ドライブしてもまた食いたい