ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

ピヨ旅 2023 ~ 仙台グルメ

 

ずんだシェイク!

 

宮城旅行、2日目は生まれて初めて仙台市内に泊まり、

仙台駅まで散歩。

駅構内で11年振りにずんだシェイクを飲むことが出来たよ(^^)

 

思い返せば、2012年の9月に東北を周遊旅行した際、

松島の円通寺の近くにあった「三金」という和菓子屋で、

生まれて初めて「ずんだシェイク」なるものを体験。 

      ↓

What's ZUNDA ? ずんだ餅  ~  宮城県宮城郡松島町 : 毎日が冒険 (blog.jp)

 

きっと、当時の自分にとっては斬新で、衝撃的な味わいだったんでしょうかね、

どうしてもあの味を本場の宮城県でもう一度味わいたいと。。。(笑)

 

願いが叶って良かった。。。(^^♪

 

 

 

仙台駅に入るのも初めてだったけど、

「ずんだExpress」というお店を発見。

 

 

 

数分並んだけど、懐かしいずんだシェイクに再会し、

じわじわ感動が押し寄せる、の図。。。

 

 

 

 

駅構内をプラプラ歩いてると ↑

なんとずんだシェイクの冷凍自動販売機が。。。(笑)

 

なんだ???

この仙台と言う町は、、、すべてが怪獣「ZUNDA~」に制圧されている!

 

 

 

どこを見ても「ZUNDA~」の文字が。。。

もしかすると、この町では牛たんとずんだを食えば、ほぼ天下を支配できる勢いだ。

 

そうそう、今回のピヨ旅は旧友との再会という「心の旅」がメインだけど、

ある程度、経験したい旅の目的(mission)もいくつかある。

 

今回の宮城のミッション:

①旧友との再会 → 前日に完了済

②11年振りにあのずんだシェイクを飲んで感動する → いま、ここ

③仙台で本場の牛たんを初体験する → 実はこの日のランチで達成済

④旧友と仙台の繁華街、国分町で飲み呆ける → これから夕方達成予定

 

山形のミッションは:

蔵王のお釜をもう一度見る

⑥月山湖を見てみる

加茂水族館でクラゲの写真を撮る

 

最終目的地、新潟のミッションは:

燕三条の有名な背脂ラーメンを食う

弥彦山頂から日本海を眺めてみる

 

4泊5日の旅行で、ミッションはたった9個。

しかも、最初の2日の旧友とのミッションは何故か「飲み食い」だけなので(笑)

楽勝で達成で出来る(笑)

 

山形、新潟は3日間過ごすけど、ミッションの数が少ないって?

いつも目的や行きたい場所は出来るだけ少なくして、あとは流れる時間や風景を

楽しむのが自分には合ってる。。。

のんびりドライブしてると、行き当たりばったりで面白いものが見つかるハプニングもあって、なかなか楽しいもんだよ。

 

 

 

話は前後するけど、この日のランチは旧友が郊外の牛たん店「利久」という店に連れてってくれた。

 

 

 

よく、「食わず嫌い」ってのがあるけど、僕にとっては牛たんがそれにあたる。

 

だって、、、ベロだよ? 牛のベロだよ???

 

それは、「あなたは牛とフレンチキスできますか?」と問いかけられるのに似ている。(どこが?)

いや、少なくとも自分にはそう思える次元だ。

 

ところが、数年前に甥っ子達と食事をしたときに焼肉屋で彼らが「分厚い牛たん」を注文し、それを分けて貰って食ったところ、「残念ながら、とんでもなく美味かった」のがとてもショックで。。。

悔しいけど、、、分厚い牛たんって最高じゃん。。。と確信したのであった。

 

それ以来、以前はまったく興味も無かった「本場仙台の分厚い牛たん」を、機会があれば是非食おうと誓った訳(笑)

 

 

 

念願叶って頬張った仙台の分厚い牛たんは、やはり期待を裏切らない美味さだった。

これは、たまに食いたい部類の料理だなぁって思う。

テールスープも美味いし、これはひとつの文化だと思う。

 

 

 

色んな種類や部位の牛たんがあるんだけど、どう違うのか?

初心者の僕には理解できてない(笑) だけど楽しい。。。

 

 

 

ランチメニューには ↑ ハラミと牛たんの食べ比べメニューもあった。

値段も安くて、こちらも美味そうなので気持ちが揺らいだけど、、、

ミッションを思い出して、牛たん定食を食ったよ!!!

 

 

 

また、話はずんだシェイクに戻る。。。

 

仙台駅から2階のテラスに出てみると、いい塩梅にベンチがあったので、

座ってずんだシェイクを飲みながら、駅周辺の景色を楽しむ。

 

この後、旧友と繁華街の国分町の居酒屋で待ち合わせてるのだが、

地図で見ると駅前のこのアーケードが国分町辺りまで延びてるのが分かって、

ここを散策しながら国分町まで歩くことにした。

 

 

 

なかなか綺麗なアーケードで、そこそこ外国人観光客の姿を見かける。

有名な牛タン屋もいくつか見かけて、歩いてるだけで仙台の文化が分かって楽しい。

 

 

 

仙台は海にも近く、気仙沼や塩釜とか大きな漁港もあるから、

きっと海鮮も美味いんだろうなぁ。。。

 

 

 

のんびり歩いて、やっと国分町の入り口に到着。

歩いてみると、物凄い数の飲み屋街。

 

メイン通りと違って、横路地や裏路地はちょっと昭和な雰囲気が残ってる。

 

 

 

 

店に到着後、席に案内され、5分ほど後に旧友が到着。

再会初日の前日とは違って、2日目の当夜は更に深い思い出話が出てくる。

眠って隠れてた遠い昔の記憶って、蘇るもんなんだなぁって思った。

 

 

 

白レバーの炭火焼。。。これビールに合うんだよなぁ。。。

主治医には言えないけど、今夜は好きなものを好きなように注文(笑)

 

 

 

酒どころ宮城には色んな良い酒が揃ってて、つい飲み過ぎてしまう。

最初は白峰からスタート。

 

 

 

 

 

サメの水揚げで有名な気仙沼が近いせいか、

新鮮なサメの軟骨を使った梅水晶があったので注文。

どこに行っても、この肴はあれば必ず注文するけど(笑)

 

 

 

注文はしなかったけど、デザートメニューを見て笑った。

最後まで、怪獣ZUNDA~が。。。

 

 

 

たった2日間の滞在だったけど、

43年振りに再会出来た友人の顔を見て、本当に気持ちが温かく満たされた。

 

また、お互い元気な顔で会える日が来るのだろうか?

何が起きても不思議じゃない年齢だし、将来の約束など意味が無い事をお互い分かってるからこそ、、、

「おぃ、ずっと元気で生きててくれよ。頼んだぞ。」と言うのが精一杯の夜だった。

 

 

 

 

国分町から夜風に当たりながら、ホテルまでプラプラ歩く。

 

歩きながら、この貴い2日間のことを思い返す。

 

彼の自宅まで行った際に、彼の奥さんがご自身で漬け込んだ梅のシロップと梅酒をお土産に持たせて下さった。(梅もご実家の梅林で収穫したもの)

 

良い奥さんがいて、良い家族に恵まれ、幸せな人生を送ってると分かった旧友に、元気があれば、また会いに来ようかなって、、、

そんな気持ちがフッと湧いた夜だった。

 

 

 

Tamatono /  Sept. 13, 2023    たぶん仙台って、もっと奥深い街だと思った