年末間近に、嫁さん(札幌出身の雪女)を連れて、
2泊3日で北陸に今年最後の旅に。。。
1泊目は昔海釣りで訪れた事のある新潟の港町、柏崎。
2泊目は今回の旅の主目的、10年振りの富山の寒ブリを食いに。(笑)
写真はつい5日前の12月18日、高速道路の事故の影響で関越道の水上でいきなり下され、
雪深い17号線を峠越えする羽目に。。。*1
こんな苦労をしてまで、そんなに氷見のブリを食いたいのか?
片道460kmも雪道を走ってまで、食いたいのか?
Oh, Yes......食いたいのだ。。。
ちょうど10年前の2012年の12月、
氷見の寒ブリを食うためだけに氷見まで雪の中をドライブしてた自分がいる。
↓
氷見に焦がれて ~ 富山県 : 毎日が冒険 (blog.jp)
↑ のブログから10年経った今、
オイラの行動はあの頃と微塵のブレも無く、今回も微動だにせず全く同じようなことをやってきた。
つまり、、、オイラは、、、
「筋金入りの馬鹿」なんだと思う。。。\(^o^)/
2日目の午後、氷見の小さな温泉旅館に無事着いた(^^)
部屋についてる源泉の熱い温泉にゆっくり浸かり、
部屋のバルコニーから目の前の海を見ると、
部屋食の夕食が始まる。
今回は、嫁さんと一年の労をねぎらうプチ忘年会でもある。
お互い、それぞれに色んなこともあったけど、
大きなトラブルも無く無事に乗り切れた年だったなぁ。
富山には旨い日本酒が溢れてる(^^)
外れがほとんど無い、日本酒王国だよ。
あれこれ少し迷った末、「獅子の舞」に決めた。
当日のコース・メニュー。。。 ↑
僕的には、美味い寒ブリの刺身と、美味い冷えた日本酒があれば、それだけで良いよ。。。
寒ブリの刺身はちゃんと背中身と腹身が入ってる(^^)
イカも、甘エビ、カツオ、鯛、どれも抜群に美味い。
紅ズワイは甘みが強い。いつもカニは面倒なので敬遠してるけど、今回は素直に頑張って食ってみる(笑)
ブリ大根。
このブリカマは、箸で身をほぐすと、表面の皮が「サクッ」って音がするほどパリパリに焼けてて驚いた。 なのに、中の身はホクホクの柔らかさ。
これは魔術だ。。。
氷見の町を歩くと、あちこちで「氷見うどん」のポスターや看板を見る。
まぁ、普通の細身のうどん。
待ってましたの、ブリしゃぶ。
身の色、脂の乗り、見ただけで、美味いのが分かるって凄い事だと思う。(@_@)
口の中で溶けました。。。
もう、笑うしかない旨さ。。。
ブリには全然関係ないけど、写真左手の御新香の中のピンクの棒。
これが歯応えあって美味いんだけど、何か分かんない。。。(=_=)
切り口を眺めて、「あれ?もしかしてハス?」って分かった瞬間。
面白いねぇ、しかも美味いんだから参っちゃう。。。
これは珍しいと思う。
ブリ尽くしのコースなので、こんな寒ブリの握り寿司も出してくれる。
もう、美味いに決まってる。。。
思えば、この一年間、色んな場所に行って、色んな経験をして遊んだ。
僕も雪女も、人混みが大嫌いなので、観光目的での旅は殆どしない。
その代わり、地方の混んでない博物館や水族館を回ったり、あれを食べてみよう、見てみようとか、そんな「体験型」の旅スタイルに変わって来たように思う。
静かな場所で、静かな時間を一緒に過ごすのが一番心地よい年齢の老夫婦に、いつの間にかなっちゃった訳だな、僕たち。。。
秋に行った長野上田の松茸料理も、残された人生で思い残す事のないよう「腹いっぱい松茸を食っておこう!」という体験型かもね(笑)
今回も、思い残すことの無いよう、大好きな氷見の寒ブリを最高の場所で食っておこう!という旅だった。
最高のものを、最高の場所で食べて、最高の想い出を作ることの大切さ。
そんな遊びをしたって、バチは当たらない年齢になったと思うよ。
そう言えば、やっと年金が支給される年齢になったから、もしもまた氷見に来ることがあれば、次回の旅代は日本国に払ってもらおうじゃないか!(笑)!
Tamatono / Dec. 22, 2023 やっかいなベランダの窓掃除、台所の換気扇掃除は終わってるし、今年は暮れまでのんびり遊んで過ごそう。。。(^^)
*1:+_+