カメラと写真を趣味にして、もうどれくらい経っただろう。。。
最近とみに思うのが、自分は自然の中の生き物しか興味がないと言うこと。
どんなに良い写真が撮れても、それが人工物の中にあったり、
誰かがベストショットを撮るために野生の鳥に餌付けをしている場所には行かない。
自然の中で、草木とかの遮蔽物に囲まれた生き物は、
本当に生き生きしてるように見える。
鳥にも表情があるんだなぁって思うことが度々ある。
野原を歩いてると、季節を感じるようになった。
「春って、こう来るんだなぁ」。。。とか。。。
興味のなかった草花の名前も、調べてみようかなぁとか思い始める。
天敵や人の気配のない雑木林の中でだと、鳥たちの行動も活発だ。
夢中で餌取りをし、自由にピョンピョン飛び回る。
視線を感じて目を向けると、 ↑
誰かがこっちをじーっと見てた (笑)
鳥が語り掛ける
「色々あるとおもうけど、そうやっきに頑張らないで、自由に楽しく生きろや。。。」
僕 「まぁ、そうだよな。。。ありがとう。。。」
こういう人の気配とは無縁の場所だと、
生き物たち本来の表情や動きがわかる。
きっと、鳥たちも人の気配がない方が楽しいんだろうなぁって感じる。
そう考えるようになって、
森や林に入るときは「お邪魔します。。。」という気持ちで入るようになった。
キセキレイが水浴びを始めた ↑
周りの緑が水面に映りこみ、
キセキレイ自身の綺麗な色と相まって、何とも美しく、
写真を撮るのを一瞬躊躇った。。。
見惚れたのだ。。。
写真を撮るのが楽しい日は、
何故かお腹が減らない。。。
梅にウグイスじゃなくって、
梅にシジュウカラだって、なかなか良いと思う。
鳥には表情も、感情もあると思う。
鳥でも、目は口ほどにものを言うのである。。。
久々にカワセミに会った。
全然楽しそうに生きてるように思える。
高い木の枝に留って、周囲を悠然と見回しているサギ。
足下の池ではカモの大群が泳ぎ回ってるので、一時避難か?(笑)
いつも、誰からも相手にされないカワウだけど、
じっくり見ると、これほど綺麗な羽の造形をしている鳥は珍しいと思う。
写真を撮ってると、珍しいガビチョウがひょこひょここちらに歩いて来てくれた。
どうやら、好かれたみたいだ(笑)
どうか、春はゆったりと長い時間をかけて、過ぎて欲しい。
Tamatono / March 17, 2022