ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

ピヨ旅2023 ~ おティンティンも転がる切ない程美しいご機嫌なビーチロード国道7&345号線を南下した

 

も~、美しいでしょ? ↑

 

こんな切なく美しい風景がずーっと果てしなく続く日本海側の道を走ってみたよ。

 

 

 

鶴岡市のクラゲ水族館を後にして、

一度走ってみたかった海岸線の国道7号を南下した。

 

国道7号はやがて村上市勝木の辺りで国道345号線と分岐し、

345号線はそのまま新潟市方面へと続く。

 

この日は土曜日。

もしかすると道路は混んでるかなぁと少し心配だったけど、

まったく、全然、混んでない。

 

上の写真 ↑ でも分かる通り、ガッラガラ。。。(^^)

僕にとっては「も~、最高じゃん!」状態。

 

こんな快適なビーチロードで想い出すのは、

アメリカ西海岸、LAからサンディエゴに行くのに良く通った海岸線のルート1。

 

ロサンゼルスの市内を抜けて海岸線に出ると、ハンティントン・ビーチ、

ラグナ・ビーチ、モナーク・ビーチなど有名なサーファーの憧れの聖地やビーチを経由し、終点のデイナポイントからハイウェイ5号線に入ってサンディエゴまで行ける。

 

 

 

この国道もやがて複雑な海岸線や奇岩が混在する景勝エリアの「笹川流れ」と呼ばれる場所に沿ってドライブすることが出来、運転してて飽きることが無い。

 

ずーっと道が空いてて、景色に見惚れても危なくないし、どこでも駐車出来た。

 

 

 

砂浜が続くエリアは水深が浅く、海の色がとても綺麗だ。。。 ↑

遠くにうっすら見える島は、、、もしかして佐渡ヶ島

あんなに近くに見えるのかぁ?。。。

 

あ、栗島かもね。。。

 

 

 

鳥がいた。。。

遠目で良くわからないけど、ウミネコセグロカモメだと思う。。。

 

 

 

ずーっと眺めていられる。

時間がゆっくり流れて、

幸せな時間だ。。。

 

 

 

国道沿いなのに、どこでも路駐出来てしまう(笑)

 

この写真撮ったときなんか、左右500mくらい直線で見渡せる場所だったんだけど、

走って来る車は1台も無し!(@_@)!

余裕で道路を歩いて渡れたよ。。。(笑)

 

 

 

ちょうどお腹が空いてきたので、早めにランチにすることにした。

「道の駅あつみ」と言う施設が道路沿いにあったので入ってみた。

面白い形の建物だなぁ。。。

 

 

 

メニューや黒板に書いてある地魚のお勧めメニューとか見ながら悩む(笑)

 

お店の姉さまに、「今日の地魚のフライって何ですか?」と訊くと、

「キスですよ」と。。。

ほぉ~、キスのフライかぁ、、、これは美味いかも。。。と注文。

 

 

 

地元で獲れたキスのフライ定食、到着!\(^o^)/

 

 

 

なかなか、美味そうでないの?

サックサクだった(^^)

 

 

 

一緒に付いてた汁物の「アラ汁」。

これがほんとうに美味くて驚いた(@_@)

もう、骨までしゃぶって食ったよ。。。

 

 

 

他にも色んなお勧めがボードに書かれてた ↑

 

 

 

店内の様子 ↑

ゆったり座れて、のんびり食事で来たよ。

 

 

 

お腹一杯になったので、売店を冷やかして歩く。。。

これは ↑ 「だだちゃ豆?」 

 

 

 

なんだか、だだちゃ豆だらけである。。。

 

仙台は「ずんだ文化」だったけど、こちらは「だだちゃ文化」ってことだ。。。

 

 

 

こちらの人は、こんな濃厚なソースが好きなのか、こんなのばっかり売ってた。

この ↑ 「明太子&紅花たまごマヨネーズ」のディップソースって、

そりゃ美味いに決まってるけど、絶対に身体(特に中性脂肪値)に悪い奴だろう(笑)

 

 

 

 

この道の駅は駐車場もゆったり。

今回東北を走ってて、いつも感じるけど、どこに行っても空いてて気持ち良い。

関東の観光地巡りからは想像も出来ないほど、

のんびりゆったり運転できるので、

一日200km ペースで走ってても全然疲れない。

 

 

 

 

美しい景色を眺めながら、ご機嫌に旅を続けてると、

突然これが、目に飛び込んで来た。。。  ↑

 

人間、「見てはいけないもの」「あってはならないもの」に突然出会うと、

ハンドル操作が危なくなるのを実感した。

 

 

 

美しい景勝地笹川流れ」でみつけた「おティンティン様」である。。。(@_@)

 

 

 

後ろから見ると、バスケットボール大の「キャンチャマ2個」ついてて仕事が細かい。。。

感動の瞬間だ。。。

 

周囲の風景が美しければ美しい程、「あってはならないもの」とのコラボ風景は

限りなくエモくなる。

 

たぶん地元の方にとっては大切な神事のアイテムだろうから、

余計なコメントはしないけど、、、、、

「道端に転がってて、、、ええんすか?これ?」(笑)

 

たぶん、ハンドル操作を誤って事故りかけた奴は多いと思う。。。

 

 

 

尚も続く美しい風景のドライブ。

 

走りながら、「もしかして、今まで走った日本の道路の中では一番好きかもなぁ」

って思った。。。

 

もう一度走りに来てみたい。

今度は逆方向、新潟から山形に北上して走ってみたいと思った。

 

 

 

Tamatono  /  Sept. 25, 2023    天気にも恵まれて、最高のドライブ日和だった

 

負けられない試合 ~ 9月23日東京ドーム 広島:巨人戦

 

ひっさびさの東京ドーム。。。

 

この日、9月23日、広島カープはCS進出を願い、

巨人を相手に負けられない試合。。。

 

オイラ、応援に行って来たよ(笑)

 

 

 

25番ゲートから突撃。

 

この試合には、同じ高校の同窓会の応援団40名が来ると言う・・・・・

ほんまに広島の高校か?(笑) (ここ東京だぞ。。。)

 

 

 

森下が先発、頼むぞ!!!

 

 

 

 

 

 

まずは、、、ガソリン補給。。。

 

「あの~、満タンでお願いします。。。」

 

ハイオク・ビール2Lゲット。。。

 

 

 

うぉ~! 燃えるぜ~!!!

 

試合が始まる前なのに、ビールをすべて飲み干し、

新たに追加のハイオク・ビール2Lを買いに走る。。。

 

 

 

この日の試合は好ゲーム(^^)

 

 

 

両チームとも一進一退、点の取り合いのガチ試合。

 

まだ3回の裏なのに、すでにオイラの胃袋にはビール2杯、

レモンサワーが1杯呑み込まれてる。。。

 

このペースで行くと、9回終わったころにはビール、サワーを合計9杯を飲み干すことになる。。。

 

 

 

結果はカープが7点を入れ、7:3で巨人に勝った!\(^o^)/!

 

カープファンにとっては、理想的な展開の気持ち良いゲームだったよ。

 

応援しに来た甲斐があったと言うもんだ!

 

この後、僕たち高校同窓会応援団は飯田橋の中華屋に流れ込み、

祝勝会で縁る時まで飲み呆けた(笑)

 

 

 

 

 

しかし!!!

喜びも束の間、、、翌日のヤクルト戦(やはり、落としてはならない試合)であっさり1:3で負けちまって・・・・・・(T_T)

 

なにやってんだよ、、、おぃ(=_=)

 

 

 

Tamatono  /   Sept. 25, 2023   その気になれば、まだ7時間飲み続られると分かったことが、この日の収穫。。。

ピヨ旅 2023 ~ クラゲ水族館に行ってみた(人生初の加茂水族館)

 

昔、テレビで加茂水族館の事を見て、いつか機会があれば行ってみたいなぁと思ってた。

その時、横にいた嫁さんも行ってみたいなぁと言うので「じゃあ、いつか一緒に行こう!」と答えたものの。。。

 

今回、一人旅でこの地を訪れ、一人で憧れのクラゲ水族館に行く展開になり、

心の中では嫁さんに申し訳ないなぁといささかのギルティを感じながらも、

同じ心は上空5000mに浮かぶ雲海を突き抜けるほどピヨピヨで高揚感を抑えきれないままハンドルを握る64歳の秋。。。

 

きっと、ワンピースのルフィも自分の船で初めて航海に出た時、こんな気持ちなんだろうなぁと、まったく関係ないことを考え始める。

 

 

 

鶴岡駅近くのホテルで焼きたてパンの朝食をゆっくりと摂り、チェックアウト。

水族館オープンの9時を目安に、のんびりと112号線を加茂港方面に向かう。

 

「加茂」って地名、京都や広島にもあるなぁ。たぶん全国的にある地名かもね。

一度、由来を調べてみると面白いかもなぁ。

 

 

 

加茂水族館の駐車場にRAV4を停め、すぐ横の海岸を眺めてみる。

ライトタックルを持ったアングラーが一人、岩場で釣りをしてた。

ロッドやタックルを見ると、たぶん、ロックフィッシュ(カサゴ)を釣ってるんだろうなぁ。

 

 

 

お~、立派な建物だ~(^^)

9時近くに入り口に着いたら、7~8組くらい家族連れ&カップルが並んでた。

 

今回、東北の色んな所を周ってるけど、混んでるって言っても知れてるよ。

道路も観光地も、僕にしたら全然空いてて快適。

 

 

 

入場券ゲット!

も~、入場券からクラゲまみれでんな~。。。

 

 

 

今回の旅行で初めて「撮影本気モード」になり、ニコン Z7IIを準備する。

しかし、レンズは風景撮影用の超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4Sしか持ってないけど。。。

 

 

 

水族館なので、クラゲの他にも魚の展示も多い。

 


いつもビュンビュン飛び回るカワセミを撮ってるので、

魚の撮影なんぞ楽勝だよ。。。

 

 

 

なぜか、亀の甲羅にコバンザメがくっついて離れない。。。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚に比べて、クラゲの撮影は難しいと、この辺りから気付く(笑)

 

 

 

クラゲガチャを発見!  ↑

これ以上、自宅に溢れる小物を増やすのは止めようと固く決心していた筈だ!

「買うもんか!」と鉄の意志で欲望を抑え込む。。。

 

 

 

 

 

 

 

普段馴染みのないクラゲについて、あれこれ勉強できる展示構成。

これをきっかけにクラゲが好きになる子供もいると思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコン Z7IIの撮影設定をいじくりながら、集中して撮ったので、

ちょっと疲れた。。。

 

 

 

見学通路は混んでる時は原則一方通行らしいけど、空いてるので僕は行ったり来たりして気に入ったクラゲをボーっと眺めた。

発光するクラゲやイソギンチャクを見てると、吸い込まれるような不思議な感覚を覚えた。

 

見学通路の最後には、あの有名なクラゲの大水槽がある ↑

 

 

 

どれほど大きい水槽か、 ↑ 右下の子供たちの大きさと比べると良く分かると思う。

 

 

 

遠目だと浮遊するクラゲが良くわからないけど、

こうして拡大(トリミング)してみると、膨大なクラゲが泳いでるのが分かる。

凄い数だよね。。。(@_@)

 

 

 

集中が長く続かない64歳のオイラは、気分転換に建物を探検してみた。

すると、屋上へ続く通路と階段を発見。。。

 

 

 

なんと、屋上にはテラスがあり、そこからの眺めは最高だった\(^o^)/

 

これが日本海の色なんだね~。。。

やっぱ、太平洋とは少し違う色だよ。

 

 

 

屋上に続く階段辺りで下を覗くと、階下には中庭があり、

アシカだかアザラシだかがショーをやってた。

 

 

 

僕も暇なので降りてみると、カリフォルニアアシカが泳ぐ水槽だった。

横面が透明なアクリル板になってて、水中の様子も見える。

「ひれあしプール」と言う呼び名らしい。

 

 

 

水中のアシカが猛スピードで泳いでターンするのを撮ったけど、

カメラの設定がクラゲのままだったようで、ほぼ殆どの写真がブレてた(笑)

 

でもiPhone 14 proMaxで撮った写真は何枚か生き残ってた!(笑)

Apple\(^o^)/万歳!

 

 

 

帰り際、売店を見物。。。

「クラゲ・ソフトクリーム」と言うのがあったけど、

そのネーミングだけでお腹壊しそうなので止めた。。。

(一人旅は慎重に。。。)

 

 

 

クラゲのぬいぐるみを発見。。。

あのクラゲガチャで発動したオイラの「鉄の意志」がグラグラ揺れ始めた。

 

 

 

 

さあ!次の目的に向かってゴーだ!!!

 

クラゲのぬいぐるみ、可愛ゅぃ❤

ここからの旅は、こいつが旅の道連れだ。。。(笑)

 

 

 

Tamatono   /  Sept. 21, 2023   石川五右衛門「また、つまらぬものを・・・」

 

ピヨ旅 2023 ~ 旅のラーメン考

 

今回のピヨ旅で、もしも機会があれば行く先々の地元ラーメンを食えたらな~って、

漫然と思いながら旅に出た。

 

結果的に5日間で3回、ご当地ラーメンを食べることが出来たよ(^^)

 

まずは、旅行初日、自宅から仙台に向かう途中で立ち寄った国見SAで

喜多方ラーメンを発見!

 

 

喜多方ラーメン

 

 

フードコートもなかなかゆったりしてる。

 

 

 

おぉ!昔会津旅行に行ったときに食いそびれた本場の喜多方ラーメンが。。。(T_T)

嬉しくて、泣きそうだ。。。

 

 

 

あれ? 国見って福島だよね?

福島だから米沢牛のメニューは分かるけど、

牛タンとか伊達鶏とか、何気に「仙台色」が強いのはなんでだろう?

 

 

 

米沢牛に少し惹かれかけたけど、仙台で牛タンを食べるのだと固く誓っているから、

取り敢えず肉はパス。。。

 

心は既に「喜多方ラーメン命」一択で固まってるので、さっさと注文。

 

自分のオーダーが出来上がるのを待つのはワクワク感があっていいね(^^)

 

 

 

おぉ!これが喜多方ラーメンか~。

見かけはシンプル、典型的な中華そばっぽい。

 

 

 

味は可もなく、不可もなく、驚きもなく、普通の魚介+鳥ベーススープの醤油味。

 

 

 

スープは澄んでて、飲みやすいけど、こう、もうちょっと何かパンチが欲しい味。

なんでこの喜多方ラーメンが有名なんだろう。

僕にはとても「普通過ぎる」味。

 

期待してただけに、ちょっと肩透かし。。。

 

 

②山形・冷やしラーメン

 

 

この日は蔵王を越えて鶴岡に行く行程だった。

途中、山形市内で本場の夏の名物の冷やしラーメンを食いたかったけど、

月山湖に行くのを優先して諦めた経緯があった。

 

鶴岡駅に近いホテルにチェックインし、駅前や市内を散歩してると、

バスターミナルを発見。

 

 

 

このバスターミナルなら、もしかして食べるところ、

レストラン街とかあるんじゃね? と淡い期待を。。。

 

仙台に滞在した2日間、吞みまくってたので、この日は無理せず、

酒を抜いて地元の食堂とかに行ってもいいなぁと思ってた。

 

 

 

バスターミナルにはバスのチケット販売所や色んな雑貨屋、洋服屋とか入り乱れ、

1階部分には大きなスーパーが入ってたので、この辺りの人は日常どんなものを

食ってんだろう? と興味津々で総菜とか見物してみた。

 

 


2階にエスカレーターで上がってみると、なんとラーメン屋が2軒入ってて、

そのうちの1軒を覗いて舞い上がってしまった  ↑

 

なんと、昼間諦めた「冷やしラーメン」がメニューにあるではないか!?

 

もう、後先考えずに店に入り、憧れの山形・冷やしラーメンを注文(^^)

 

 

 

な~んだろ、月山湖で旧友を想う僕を、神様が助けてくれたんだね(笑)

あ、黒いマリアにも祈ったからか?(笑)

こんな事が起きるんだね。。。びっくりだけど、とても嬉しい成り行き。

 

この冷やしラーメン、凄い!

器のどんぶりもキンキンに冷えて出て来た。

チャーシューは、普通のチャーシューじゃなく、滑らかな生ハム食感の不思議なチャーシュー。 これが滅茶苦茶美味い。

 

 

 

澄んだスープは全然しょっぱくなく、始めに魚介のやさしい出汁を感じて、

後から動物系のコクを感じる。

うまく言えないけど、日本料理の野菜の煮物の出汁のように、初めから優しい口当たりだけど、しっかり美味い感じ。

 

表面の脂は、たぶん鶏かなぁ。。。

ともかく、予想以上に美味いラーメンだった(^^♪

 

 

 

味変用に色んな調味料がテーブルに置いてあったけど、何も入れない出て来たままのスープが一番美味いと僕は思ったよ。

 

 

因みに、こんな夏のメニューもやってたよ ↑

 

若いころの胃袋なら、きっとこれも食ったんだろうけどなぁ(笑)

 

 

燕三条背脂ラーメン

 

 

燕三条の背脂ラーメンは、今回のピヨ旅のミッションの1つに入れてたほど、

どうしても食ってみたかったラーメン。

4日目にクラゲ水族館に行った後、海岸線を新潟方面に南下、

燕三条駅近くのホテルにチェックインする前に、立ち寄った。

 

事前の調べで、どうしてもこの「大むら食堂」の背脂中華そばを食ってみたくて訪問。

しかし、まだ営業時間中であるにも拘わらず、昼の部の麺が売り切れてしまったので夕方5時から出直して来いとの張り紙が。。。(*_*)

(なんだよ、この上から目線。。。)

 

悩んでも仕方ないので、行きたかった他の店に行ってみることに ↓

 

 

 

「酒麺亭 潤」やって来たよ\(^o^)/

 

 

 

小奇麗な店内に入り、席に案内され、メニューを開いてあれこれ見てみた。

あれ? ここの背脂ラーメンって、豚骨ベースなの???

 

 

 

ちょっと悩んでると、親切なお店のお姉さまが、

「有名なのは、こっちの中華そばですよ」と教えてくださった(^^)

 

あ~、これこれ、シンプルな背脂中華そば、これだよ~。。。

 

 

 

注文した中華そばがテーブルに来た。

も~、目が釘づけ!(笑)👀

 

嘘っぽいと思われるかも知れないけど、

「食べる前から美味いって確信できる」ラーメン。

 

 

このプカプカ浮いた背脂と生玉ネギの組み合わせは、鉄板だからね。。。

オヤジキラーの組み合わせだよ。。。

 

 

 

このラーメンには太麺が入ってた。

正直、僕は普段は太麺は食わない、好きじゃない。いつも硬めの細麺を選ぶ。

 

しかし、このスープには絶対に太麺だろうなぁ、という説得力があった。

実に美味い。

 

スープも決して濃厚系ではなくて、見かけより断然スッキリしてる。

不思議だけど、味わい深いスープ。

 

 

 

 

このプカプカ浮いた極上の背脂のプツプツが、

胃袋に落ちる前に、僕の喉ティンコをノックする。。。

 

なんせ、背脂はオヤジにはサプリメントだからね、

永遠に飲み続けられる。。。

 

 

 

 

店内は清潔感あって、冷房も涼しく、ゆったりと食事が出来た。

 

 

 

 

!!!完食!!!

 

結論を言うと、自分にとって一番好きなラーメンを発見したかも知れない。

自分史上、最高のラーメン、それが燕三条背脂ラーメン」である。

 

ほんと、嘘偽りなく、これは美味い、僕にはド・ストライクで心を打ちぬかれた。

 

 

 

Tamatono   /   Sept. 20, 2023    自宅から3時間半ドライブしてもまた食いたい

 

ピヨ旅 2023 ~ 東北の黒いマリア

 

あさひ月山湖を後に、

当夜の宿泊地の鶴岡駅前を目指して一般道をのんびりドライブ。

 

途中、この鶴岡市には日本でただ1体の黒いマリア像があると知り、

カトリック鶴岡教会に寄ってみることにした。

 

今回の旅は、ところどころで「社会見学」のメニューが入って、

自分でも新鮮だ~(^^)

 

 

 

着いたものの、ぜんぜん観光地ではなく、普通の一般の町にある小さな教会。

 

どうやら同じ敷地内には幼稚園も併設されてるようで、横手の駐車場を見つけ

自動車を停めて正面のゲートに回って敷地に恐る恐る入ってみた。。。

 

園児の親、或いは幼稚園の先生らしき人たちに軽く会釈し、

教会の中を見させて貰えるか尋ねると、「どうぞ」と笑顔で許可を貰った。

 

このカトリック鶴岡教会というところ、どんな歴史があるのか?

ネットで山形公式観光サイトで調べてみると:

 

フランス人神父の全財産と寄付により、1903年明治36年)に建てられ、明治ロマネスク様式建築の傑作として名高く、国指定重要文化財となっています。

庄内藩家老の末松家の屋敷跡に建てられたもので、入り口の門は当時の武家屋敷の面影を残す和洋混在の一風変わった空間です。

 

天主堂には、高い天井の曲面(リブ・ヴォールト天井)の美しい聖堂が目に入り、バジリカ型三廊式とよばれるつくりとなっています。

聖堂の左側にある副祭壇には、日本でただ一体の「黒いマリア像」が安置されています。

この天主堂ができた記念にフランスのデリヴランド修道院から贈られたもので、世界的にも珍しく貴重な像です。

 

との説明。

 

 

 

教会に隣接する幼稚園 ↑

 

 

 

教会の入り口に立ってみると、とても小さな建築物だと分かる。

 

 

 

ところが中に一歩入ってみると、見事なロマネスク様式の空間が広がった(@_@)

素晴らしい。。。

 

天井中央にはヨーロッパの教会でも良くみかけるリブ・ヴォールト天井(こうもり傘天井)が見える。

 

 

 

ニコン Z7IIで露光を絞って撮影してみる ↑

こちらの方が実際目で見た雰囲気に近いかも。

とても静かだ。。。

 

 

 

 

目指す黒いマリア像があった。

しばし、じっくりと眺めて観察。

 

 

 

マリアの御尊顔。

抱えているのは幼い時のイエス

 

しかし、そもそも、何故このマリアは黒いのか?

ググってみると、下記の説明があった。

           ↓

マリアの肌色が褐色の理由には様々な説があるそうですが、教会の公式見解は旧約聖書の雅歌からではないかとのこと。

なぜマリア像の顔が黒いのかはいくつかの説があるが、旧約聖書のソロモン雅歌には次のようにある。聖ルカによる原肖像画のマリアの顔が熟した小麦のように栗色であったという。

イスラエルの娘たちよ

私はケダルの天幕のように

サルマハの幕屋のように

黒いけれども美しい

私の焦げた色に目をとめるな

私は陽にやけた

つまり、これを読むと、日焼けして黒いという解釈らしい。

 

 

 

ここの教会には、なんと畳が敷いてあった。

こんなの見たの初めてで少し驚いた。

 

きっとお年寄りの信者の方々が楽に過ごせるようにとの気遣いかなぁ?

いずれにせよ、この教会がただの飾りではなく、

地域に寄り添って活動をしている証だと感じた。

 

もうひとつ気になったのは、この教会の窓はステンドグラスじゃなく、

板ガラス2枚の間に、透明な薄い紙に描かれた聖画を挟んだ「貼り絵」と呼ばれるものを使ってた。

 

独自の工夫が此処かしこに見られ、素晴らしい教会だと思ったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会の入り口には、こんなものが ↑

僕もひとつ頂いて帰った。

 

 

 

いつのまにか時間が過ぎ去り、教会に30分以上ほど滞在してた。

 

外に出て教会を見上げると、入る時はあんなに小さく思えたこの教会が、

その内容の濃さを知った今、とても大きく見えた(@_@)

 

 

 

 

機会があれば、嫁さんと一緒にまた来たいなぁって思う。

 

 

 

 

ホテルにチェックイン後の夜に、

ポケットから出て来た教会で僕が頂いた「聖書の言葉」 ↑

 

どう解釈していいのか・・・・・・(笑)

 

 

 

Tamatono  /   Sept. 18, 2023    いつもの旅行では絶対に寄らない類の場所

ピヨ旅 2023 ~ 山形・月山湖畔にて亡き友を想う

 

悪天候蔵王山頂で打ちひしがれた後、

エコーラインをそのまま直進、山形側へとRAV4を走らせた。

 

あれほど荒れた山頂の天気が嘘のように、

山形側の峠道を降り始めると10分もしないうちに天気が良くなった(@_@)

 

なんだかなぁ。。。。。(笑)

 

蔵王エコーラインを下界まで下り、上山バイパスで北上し、

途中から「東北中央自動車道相馬尾花沢線」という

とても長ったらしい名前の高速に乗り、「東北横断自走車道(山形自動車道)」

という高速経由で当夜の目的地鶴岡市に向かうことにした。

 

本当は、、、山形県の暑い時期の名物「冷やしラーメン」を本場の山形市内で

食いたいと思ってたんだけど、時間を考えると食い物よりも行きたい場所があったのだ。

 

 

 

 

それが、ここ ↑

山形県西村山郡西川町にある「月山湖」

 

今回の旅で、どうしても会いたかった旧友の一人だけど、

調べているうちに40代の若さで他界していたことが分かり愕然とした旧友の故郷でもある。

 

112号線を走ってて見つけた寒河江ダム展望広場という場所に駐車した。

 

 

 

ここに到着するまでの風景で分かったけど、本当に緑の多い良い場所じゃないか。

 

彼ともやはり45年くらい会ってなかった。。。

当時の下宿近くの荒川土手で一緒にキャッチボールをやった日々とか、

口下手な彼が話してくれた故郷の山形の話とか、

遠い昔の風景が、目の前の湖の風景に重なる。

 

 

 

彼の生まれた場所は、↑ この写真の山々に分け入った辺りの奥深い里だと思う。

 

「良い故郷じゃないか」。。。彼に話しかけてみた。。。

 

 

 

 

 

近所に何か面白い場所はないか?

車の中でググって、あれこれ探してみる。

 

こんな場所でもUQモバイルの電波は問題なく、ネットがビシバシ繋がった(^^)

なかなかやるな、UQ!(笑)!

 

 

 

次に来たのは、もう一つのデカい湖、「あさひ月山湖」という場所。

 

月の女神像。。。

 

なーんでもない、パーキングエリアにポツンと建っておりました。

 

 

 

 

ぜんぜん観光スポットらしくない場所だけど、

これはこれでよろしい。。。

 

と言うか、こういう場所ほど萌えてくるオレ。。。

 

良い表情の女神だと思うよ(^^)

 

 

 

 

更に車を鶴岡市に向けて走らせていると、

時間も昼1時を回り、、、お腹空いてきた(*_*)

 

すると道路沿いに月山あさひ博物村 文化創造館という施設があるのを見つけて

立ち寄ってみた。

 

すると、一角にいい雰囲気の蕎麦屋を発見!\(^o^)/!

 

 

 

里山風景も残って、とても静かで良い雰囲気だぁ。。。

これは、絶対に美味い蕎麦屋に間違いない!!!

という、根拠の無い謎の自信が全身を駆け巡る。

 

 

 

 

Tamaotno、お店の入り口に立つ!

 

幟を見ると「鶴岡産そば」の文字が。

そっかぁ、知らないうちにもう鶴岡市に入ってたんだぁ。。。

 

 

 

 

席に案内されて、靴を脱いで座敷のテーブル、好きな場所に(^^)

 

広くて、静かで、ええ雰囲気じゃ、ないの~。。。

 

何を食べるか考えていると、いつもの我が家の「天ざるの法則」が発動された。

 

 

 

 

っで、やっぱ、こうなった。。。 ↑

 

 

 

個人的には、エビよりも、地元の山菜の天ぷらの方が食いたかったかも。

抹茶塩でいただきます。。。

腹減ってるので、何喰っても美味いトランス状態。。。

 

 

 

この蕎麦は美味い!

大好きな長野の蕎麦に引けを取らないQualityだ。。。

蕎麦の香りをとても感じる。

 

 

 

 

 

 

食べ物が胃袋に入って、人心地つくと、店の様子を観察する余裕が生まれた(笑)

 

民芸風のように派手な店内ではなく、良い意味で田舎風のデザイン。

隣との席も充分に離れていて、静かにゆっくり食事が出来た(^^)

 

なんか今回の旅では、偶然とは言え、良い店に巡り合ってるなぁ。。。

 

 

 

 

蕎麦屋の前にある専用駐車場に車を停めたまま、

周囲を少し歩いて散策してみた。

 

空気も美味い、天気も晴れた、自由な一人旅に感謝。

 

当夜の目的地の鶴岡市中心部は、

一般道を通ってもあと25kmほど、、、

安全運転で、のんびり向かおう。。。

 

 

 

 

Tamatono  /  Sept. 17, 2023    旅の自由度から考えれば、一人のドライブ旅が最強だと確信した(^^)

ピヨ旅 2023 ~ 蔵王越え

 

前夜、43年振りに会った旧友と痛飲し、暫しの別れを告げ、

ここからは僕だけの一人旅が始まった。

 

蔵王エコーラインの入り口にある大鳥居に着いたのは朝9時。

しかし、台風13号温帯低気圧の影響で雲行きは怪しい。

 

2012年9月16日に訪れて感動した蔵王のお釜をもう一度見たいという

今回の9つのミッションの1つでもある。

 

「でも、この天気じゃ、頂上付近もきっと曇ってお釜は見えないかもなぁ。。。」

独り言が口をついて出る。。。

 

 

 

この大鳥居の横には広い駐車場があり、ゆっくり休憩が出来る。

 

蔵王越えを止めて、まっすぐに次の目的地の山形に抜ける道を選ぶか、

暫しこの駐車場に停めた車の中で考えた。

 

朝9時、雨模様の天気なので、駐車場には誰も居ない(笑)

 

っで、結論は。。。。

 

「よし!蔵王越えだ~!!!」

 

 

 

蔵王エコーライン周辺は緑が深く、こんな緑のトンネルがここかしこにあって

運転しながらも見惚れる。

 

 

 

 

雨は降ってないけど路面が濡れてて、いつ雨が降り始めてもおかしくない天気。

 

でも、峠に向けてRAV4でグイグイ駆け上がる爽快感は楽しくて止められない。

 

 

 

かなり蔵王エコーラインを登り切ったころ、滝見台の標識があったので寄ってみた。

 

ここは海抜700m、向かって左に三段の滝の「三階滝」、右手には地蔵滝が見えた。

たぶん、地蔵滝の下方には不動滝があると思うけど、良く見えない。。。

 

2012年に蔵王に来た時には寄ることが出来なかったけど、今回はゆっくり見れた。

 

 

 

せっかくなので、持ってたニコン Z7IIに超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4S

で無理矢理遠方の三階滝を撮ってトリミングしてみた ↑

 

な~るほど、確かに三段の瀑布で確認できる。

 

 

 

更に遠い地蔵滝はこれが限界(笑) ↑

 

レンズ1個で旅に出たオイラが悪い(笑)

 

 

 

 

尚もお釜を目指して峠道をグイグイ上って行くと、

霧の中から突然不動尊が見えた。

 

どうやら、ここが不動滝の入り口らしい。

 

 

 

 

車を降りて近づくと、立派な彫像だと分かった。

 

説明書きを読むと、川端龍子画伯の「蔵王不動尊」を模刻した大石碑らしい。

 

前回もこの道を通った筈なのに、この像には全く気付かなかったよ(-_-;)

 

 

 

 

そして、、、遂にお釜のある頂上付近に到着!!!

 

し・か・し・・・・・・

 

霧が強風で真横に飛ぶように流れ、お釜どころか、周囲は何も見えない(T_T)

 

当然、、、誰も居ない!!!(笑)

 

 

も~ね、、、この瞬間、何をしていいか、わからなくなったよ(笑)

 

 

 

 

この時、蔵王頂上は気温13℃。。。(@_@)

なんせ下界は真夏並みの30℃近くの日々だったから、

一気に秋とか冬の高原を思い出したよ。

 

ちなみに半袖Tシャツ1枚で車から出てみたけど、

寒いというより、気持ち良い~❤

 

まぁ、僕みたいに年をとると、こんな風に色んな体験、刺激が多い程いいと思う。

自宅でゴロゴロしてても、何の変化も無いもんね。。。(*_*)

 

 

 

本来ならば、、、↑ このような絶景が見えた筈!!!(2012年撮影)

 

 

 

ほんと、美しい湖だよ。。。

今日の天気で半ば予想はしてたけど、今回は見れなくて残念だよ。

 

もう一度、見たかったなぁ。。。宮城のお釜。。。

 

ずーっと山形県だと思ってたけど、

実際の所在地を地図で見ると「宮城のお釜」なんだよね。

 

結論を先に言うと、

今回の9つのミッションのうち、唯一このミッションだけが達成できなかったよ(T_T)

 

 

 

 

こっちも暫く見てない2丁目のお釜。。。

 

 

 

 

Tamatono  /  SEpt. 16, 2023   でも、これくらいではへこたれまへん。。。