ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

ピヨ旅 2023 ~ クラゲ水族館に行ってみた(人生初の加茂水族館)

 

昔、テレビで加茂水族館の事を見て、いつか機会があれば行ってみたいなぁと思ってた。

その時、横にいた嫁さんも行ってみたいなぁと言うので「じゃあ、いつか一緒に行こう!」と答えたものの。。。

 

今回、一人旅でこの地を訪れ、一人で憧れのクラゲ水族館に行く展開になり、

心の中では嫁さんに申し訳ないなぁといささかのギルティを感じながらも、

同じ心は上空5000mに浮かぶ雲海を突き抜けるほどピヨピヨで高揚感を抑えきれないままハンドルを握る64歳の秋。。。

 

きっと、ワンピースのルフィも自分の船で初めて航海に出た時、こんな気持ちなんだろうなぁと、まったく関係ないことを考え始める。

 

 

 

鶴岡駅近くのホテルで焼きたてパンの朝食をゆっくりと摂り、チェックアウト。

水族館オープンの9時を目安に、のんびりと112号線を加茂港方面に向かう。

 

「加茂」って地名、京都や広島にもあるなぁ。たぶん全国的にある地名かもね。

一度、由来を調べてみると面白いかもなぁ。

 

 

 

加茂水族館の駐車場にRAV4を停め、すぐ横の海岸を眺めてみる。

ライトタックルを持ったアングラーが一人、岩場で釣りをしてた。

ロッドやタックルを見ると、たぶん、ロックフィッシュ(カサゴ)を釣ってるんだろうなぁ。

 

 

 

お~、立派な建物だ~(^^)

9時近くに入り口に着いたら、7~8組くらい家族連れ&カップルが並んでた。

 

今回、東北の色んな所を周ってるけど、混んでるって言っても知れてるよ。

道路も観光地も、僕にしたら全然空いてて快適。

 

 

 

入場券ゲット!

も~、入場券からクラゲまみれでんな~。。。

 

 

 

今回の旅行で初めて「撮影本気モード」になり、ニコン Z7IIを準備する。

しかし、レンズは風景撮影用の超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4Sしか持ってないけど。。。

 

 

 

水族館なので、クラゲの他にも魚の展示も多い。

 


いつもビュンビュン飛び回るカワセミを撮ってるので、

魚の撮影なんぞ楽勝だよ。。。

 

 

 

なぜか、亀の甲羅にコバンザメがくっついて離れない。。。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚に比べて、クラゲの撮影は難しいと、この辺りから気付く(笑)

 

 

 

クラゲガチャを発見!  ↑

これ以上、自宅に溢れる小物を増やすのは止めようと固く決心していた筈だ!

「買うもんか!」と鉄の意志で欲望を抑え込む。。。

 

 

 

 

 

 

 

普段馴染みのないクラゲについて、あれこれ勉強できる展示構成。

これをきっかけにクラゲが好きになる子供もいると思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコン Z7IIの撮影設定をいじくりながら、集中して撮ったので、

ちょっと疲れた。。。

 

 

 

見学通路は混んでる時は原則一方通行らしいけど、空いてるので僕は行ったり来たりして気に入ったクラゲをボーっと眺めた。

発光するクラゲやイソギンチャクを見てると、吸い込まれるような不思議な感覚を覚えた。

 

見学通路の最後には、あの有名なクラゲの大水槽がある ↑

 

 

 

どれほど大きい水槽か、 ↑ 右下の子供たちの大きさと比べると良く分かると思う。

 

 

 

遠目だと浮遊するクラゲが良くわからないけど、

こうして拡大(トリミング)してみると、膨大なクラゲが泳いでるのが分かる。

凄い数だよね。。。(@_@)

 

 

 

集中が長く続かない64歳のオイラは、気分転換に建物を探検してみた。

すると、屋上へ続く通路と階段を発見。。。

 

 

 

なんと、屋上にはテラスがあり、そこからの眺めは最高だった\(^o^)/

 

これが日本海の色なんだね~。。。

やっぱ、太平洋とは少し違う色だよ。

 

 

 

屋上に続く階段辺りで下を覗くと、階下には中庭があり、

アシカだかアザラシだかがショーをやってた。

 

 

 

僕も暇なので降りてみると、カリフォルニアアシカが泳ぐ水槽だった。

横面が透明なアクリル板になってて、水中の様子も見える。

「ひれあしプール」と言う呼び名らしい。

 

 

 

水中のアシカが猛スピードで泳いでターンするのを撮ったけど、

カメラの設定がクラゲのままだったようで、ほぼ殆どの写真がブレてた(笑)

 

でもiPhone 14 proMaxで撮った写真は何枚か生き残ってた!(笑)

Apple\(^o^)/万歳!

 

 

 

帰り際、売店を見物。。。

「クラゲ・ソフトクリーム」と言うのがあったけど、

そのネーミングだけでお腹壊しそうなので止めた。。。

(一人旅は慎重に。。。)

 

 

 

クラゲのぬいぐるみを発見。。。

あのクラゲガチャで発動したオイラの「鉄の意志」がグラグラ揺れ始めた。

 

 

 

 

さあ!次の目的に向かってゴーだ!!!

 

クラゲのぬいぐるみ、可愛ゅぃ❤

ここからの旅は、こいつが旅の道連れだ。。。(笑)

 

 

 

Tamatono   /  Sept. 21, 2023   石川五右衛門「また、つまらぬものを・・・」

 

ピヨ旅 2023 ~ 旅のラーメン考

 

今回のピヨ旅で、もしも機会があれば行く先々の地元ラーメンを食えたらな~って、

漫然と思いながら旅に出た。

 

結果的に5日間で3回、ご当地ラーメンを食べることが出来たよ(^^)

 

まずは、旅行初日、自宅から仙台に向かう途中で立ち寄った国見SAで

喜多方ラーメンを発見!

 

 

喜多方ラーメン

 

 

フードコートもなかなかゆったりしてる。

 

 

 

おぉ!昔会津旅行に行ったときに食いそびれた本場の喜多方ラーメンが。。。(T_T)

嬉しくて、泣きそうだ。。。

 

 

 

あれ? 国見って福島だよね?

福島だから米沢牛のメニューは分かるけど、

牛タンとか伊達鶏とか、何気に「仙台色」が強いのはなんでだろう?

 

 

 

米沢牛に少し惹かれかけたけど、仙台で牛タンを食べるのだと固く誓っているから、

取り敢えず肉はパス。。。

 

心は既に「喜多方ラーメン命」一択で固まってるので、さっさと注文。

 

自分のオーダーが出来上がるのを待つのはワクワク感があっていいね(^^)

 

 

 

おぉ!これが喜多方ラーメンか~。

見かけはシンプル、典型的な中華そばっぽい。

 

 

 

味は可もなく、不可もなく、驚きもなく、普通の魚介+鳥ベーススープの醤油味。

 

 

 

スープは澄んでて、飲みやすいけど、こう、もうちょっと何かパンチが欲しい味。

なんでこの喜多方ラーメンが有名なんだろう。

僕にはとても「普通過ぎる」味。

 

期待してただけに、ちょっと肩透かし。。。

 

 

②山形・冷やしラーメン

 

 

この日は蔵王を越えて鶴岡に行く行程だった。

途中、山形市内で本場の夏の名物の冷やしラーメンを食いたかったけど、

月山湖に行くのを優先して諦めた経緯があった。

 

鶴岡駅に近いホテルにチェックインし、駅前や市内を散歩してると、

バスターミナルを発見。

 

 

 

このバスターミナルなら、もしかして食べるところ、

レストラン街とかあるんじゃね? と淡い期待を。。。

 

仙台に滞在した2日間、吞みまくってたので、この日は無理せず、

酒を抜いて地元の食堂とかに行ってもいいなぁと思ってた。

 

 

 

バスターミナルにはバスのチケット販売所や色んな雑貨屋、洋服屋とか入り乱れ、

1階部分には大きなスーパーが入ってたので、この辺りの人は日常どんなものを

食ってんだろう? と興味津々で総菜とか見物してみた。

 

 


2階にエスカレーターで上がってみると、なんとラーメン屋が2軒入ってて、

そのうちの1軒を覗いて舞い上がってしまった  ↑

 

なんと、昼間諦めた「冷やしラーメン」がメニューにあるではないか!?

 

もう、後先考えずに店に入り、憧れの山形・冷やしラーメンを注文(^^)

 

 

 

な~んだろ、月山湖で旧友を想う僕を、神様が助けてくれたんだね(笑)

あ、黒いマリアにも祈ったからか?(笑)

こんな事が起きるんだね。。。びっくりだけど、とても嬉しい成り行き。

 

この冷やしラーメン、凄い!

器のどんぶりもキンキンに冷えて出て来た。

チャーシューは、普通のチャーシューじゃなく、滑らかな生ハム食感の不思議なチャーシュー。 これが滅茶苦茶美味い。

 

 

 

澄んだスープは全然しょっぱくなく、始めに魚介のやさしい出汁を感じて、

後から動物系のコクを感じる。

うまく言えないけど、日本料理の野菜の煮物の出汁のように、初めから優しい口当たりだけど、しっかり美味い感じ。

 

表面の脂は、たぶん鶏かなぁ。。。

ともかく、予想以上に美味いラーメンだった(^^♪

 

 

 

味変用に色んな調味料がテーブルに置いてあったけど、何も入れない出て来たままのスープが一番美味いと僕は思ったよ。

 

 

因みに、こんな夏のメニューもやってたよ ↑

 

若いころの胃袋なら、きっとこれも食ったんだろうけどなぁ(笑)

 

 

燕三条背脂ラーメン

 

 

燕三条の背脂ラーメンは、今回のピヨ旅のミッションの1つに入れてたほど、

どうしても食ってみたかったラーメン。

4日目にクラゲ水族館に行った後、海岸線を新潟方面に南下、

燕三条駅近くのホテルにチェックインする前に、立ち寄った。

 

事前の調べで、どうしてもこの「大むら食堂」の背脂中華そばを食ってみたくて訪問。

しかし、まだ営業時間中であるにも拘わらず、昼の部の麺が売り切れてしまったので夕方5時から出直して来いとの張り紙が。。。(*_*)

(なんだよ、この上から目線。。。)

 

悩んでも仕方ないので、行きたかった他の店に行ってみることに ↓

 

 

 

「酒麺亭 潤」やって来たよ\(^o^)/

 

 

 

小奇麗な店内に入り、席に案内され、メニューを開いてあれこれ見てみた。

あれ? ここの背脂ラーメンって、豚骨ベースなの???

 

 

 

ちょっと悩んでると、親切なお店のお姉さまが、

「有名なのは、こっちの中華そばですよ」と教えてくださった(^^)

 

あ~、これこれ、シンプルな背脂中華そば、これだよ~。。。

 

 

 

注文した中華そばがテーブルに来た。

も~、目が釘づけ!(笑)👀

 

嘘っぽいと思われるかも知れないけど、

「食べる前から美味いって確信できる」ラーメン。

 

 

このプカプカ浮いた背脂と生玉ネギの組み合わせは、鉄板だからね。。。

オヤジキラーの組み合わせだよ。。。

 

 

 

このラーメンには太麺が入ってた。

正直、僕は普段は太麺は食わない、好きじゃない。いつも硬めの細麺を選ぶ。

 

しかし、このスープには絶対に太麺だろうなぁ、という説得力があった。

実に美味い。

 

スープも決して濃厚系ではなくて、見かけより断然スッキリしてる。

不思議だけど、味わい深いスープ。

 

 

 

 

このプカプカ浮いた極上の背脂のプツプツが、

胃袋に落ちる前に、僕の喉ティンコをノックする。。。

 

なんせ、背脂はオヤジにはサプリメントだからね、

永遠に飲み続けられる。。。

 

 

 

 

店内は清潔感あって、冷房も涼しく、ゆったりと食事が出来た。

 

 

 

 

!!!完食!!!

 

結論を言うと、自分にとって一番好きなラーメンを発見したかも知れない。

自分史上、最高のラーメン、それが燕三条背脂ラーメン」である。

 

ほんと、嘘偽りなく、これは美味い、僕にはド・ストライクで心を打ちぬかれた。

 

 

 

Tamatono   /   Sept. 20, 2023    自宅から3時間半ドライブしてもまた食いたい

 

ピヨ旅 2023 ~ 東北の黒いマリア

 

あさひ月山湖を後に、

当夜の宿泊地の鶴岡駅前を目指して一般道をのんびりドライブ。

 

途中、この鶴岡市には日本でただ1体の黒いマリア像があると知り、

カトリック鶴岡教会に寄ってみることにした。

 

今回の旅は、ところどころで「社会見学」のメニューが入って、

自分でも新鮮だ~(^^)

 

 

 

着いたものの、ぜんぜん観光地ではなく、普通の一般の町にある小さな教会。

 

どうやら同じ敷地内には幼稚園も併設されてるようで、横手の駐車場を見つけ

自動車を停めて正面のゲートに回って敷地に恐る恐る入ってみた。。。

 

園児の親、或いは幼稚園の先生らしき人たちに軽く会釈し、

教会の中を見させて貰えるか尋ねると、「どうぞ」と笑顔で許可を貰った。

 

このカトリック鶴岡教会というところ、どんな歴史があるのか?

ネットで山形公式観光サイトで調べてみると:

 

フランス人神父の全財産と寄付により、1903年明治36年)に建てられ、明治ロマネスク様式建築の傑作として名高く、国指定重要文化財となっています。

庄内藩家老の末松家の屋敷跡に建てられたもので、入り口の門は当時の武家屋敷の面影を残す和洋混在の一風変わった空間です。

 

天主堂には、高い天井の曲面(リブ・ヴォールト天井)の美しい聖堂が目に入り、バジリカ型三廊式とよばれるつくりとなっています。

聖堂の左側にある副祭壇には、日本でただ一体の「黒いマリア像」が安置されています。

この天主堂ができた記念にフランスのデリヴランド修道院から贈られたもので、世界的にも珍しく貴重な像です。

 

との説明。

 

 

 

教会に隣接する幼稚園 ↑

 

 

 

教会の入り口に立ってみると、とても小さな建築物だと分かる。

 

 

 

ところが中に一歩入ってみると、見事なロマネスク様式の空間が広がった(@_@)

素晴らしい。。。

 

天井中央にはヨーロッパの教会でも良くみかけるリブ・ヴォールト天井(こうもり傘天井)が見える。

 

 

 

ニコン Z7IIで露光を絞って撮影してみる ↑

こちらの方が実際目で見た雰囲気に近いかも。

とても静かだ。。。

 

 

 

 

目指す黒いマリア像があった。

しばし、じっくりと眺めて観察。

 

 

 

マリアの御尊顔。

抱えているのは幼い時のイエス

 

しかし、そもそも、何故このマリアは黒いのか?

ググってみると、下記の説明があった。

           ↓

マリアの肌色が褐色の理由には様々な説があるそうですが、教会の公式見解は旧約聖書の雅歌からではないかとのこと。

なぜマリア像の顔が黒いのかはいくつかの説があるが、旧約聖書のソロモン雅歌には次のようにある。聖ルカによる原肖像画のマリアの顔が熟した小麦のように栗色であったという。

イスラエルの娘たちよ

私はケダルの天幕のように

サルマハの幕屋のように

黒いけれども美しい

私の焦げた色に目をとめるな

私は陽にやけた

つまり、これを読むと、日焼けして黒いという解釈らしい。

 

 

 

ここの教会には、なんと畳が敷いてあった。

こんなの見たの初めてで少し驚いた。

 

きっとお年寄りの信者の方々が楽に過ごせるようにとの気遣いかなぁ?

いずれにせよ、この教会がただの飾りではなく、

地域に寄り添って活動をしている証だと感じた。

 

もうひとつ気になったのは、この教会の窓はステンドグラスじゃなく、

板ガラス2枚の間に、透明な薄い紙に描かれた聖画を挟んだ「貼り絵」と呼ばれるものを使ってた。

 

独自の工夫が此処かしこに見られ、素晴らしい教会だと思ったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会の入り口には、こんなものが ↑

僕もひとつ頂いて帰った。

 

 

 

いつのまにか時間が過ぎ去り、教会に30分以上ほど滞在してた。

 

外に出て教会を見上げると、入る時はあんなに小さく思えたこの教会が、

その内容の濃さを知った今、とても大きく見えた(@_@)

 

 

 

 

機会があれば、嫁さんと一緒にまた来たいなぁって思う。

 

 

 

 

ホテルにチェックイン後の夜に、

ポケットから出て来た教会で僕が頂いた「聖書の言葉」 ↑

 

どう解釈していいのか・・・・・・(笑)

 

 

 

Tamatono  /   Sept. 18, 2023    いつもの旅行では絶対に寄らない類の場所

ピヨ旅 2023 ~ 山形・月山湖畔にて亡き友を想う

 

悪天候蔵王山頂で打ちひしがれた後、

エコーラインをそのまま直進、山形側へとRAV4を走らせた。

 

あれほど荒れた山頂の天気が嘘のように、

山形側の峠道を降り始めると10分もしないうちに天気が良くなった(@_@)

 

なんだかなぁ。。。。。(笑)

 

蔵王エコーラインを下界まで下り、上山バイパスで北上し、

途中から「東北中央自動車道相馬尾花沢線」という

とても長ったらしい名前の高速に乗り、「東北横断自走車道(山形自動車道)」

という高速経由で当夜の目的地鶴岡市に向かうことにした。

 

本当は、、、山形県の暑い時期の名物「冷やしラーメン」を本場の山形市内で

食いたいと思ってたんだけど、時間を考えると食い物よりも行きたい場所があったのだ。

 

 

 

 

それが、ここ ↑

山形県西村山郡西川町にある「月山湖」

 

今回の旅で、どうしても会いたかった旧友の一人だけど、

調べているうちに40代の若さで他界していたことが分かり愕然とした旧友の故郷でもある。

 

112号線を走ってて見つけた寒河江ダム展望広場という場所に駐車した。

 

 

 

ここに到着するまでの風景で分かったけど、本当に緑の多い良い場所じゃないか。

 

彼ともやはり45年くらい会ってなかった。。。

当時の下宿近くの荒川土手で一緒にキャッチボールをやった日々とか、

口下手な彼が話してくれた故郷の山形の話とか、

遠い昔の風景が、目の前の湖の風景に重なる。

 

 

 

彼の生まれた場所は、↑ この写真の山々に分け入った辺りの奥深い里だと思う。

 

「良い故郷じゃないか」。。。彼に話しかけてみた。。。

 

 

 

 

 

近所に何か面白い場所はないか?

車の中でググって、あれこれ探してみる。

 

こんな場所でもUQモバイルの電波は問題なく、ネットがビシバシ繋がった(^^)

なかなかやるな、UQ!(笑)!

 

 

 

次に来たのは、もう一つのデカい湖、「あさひ月山湖」という場所。

 

月の女神像。。。

 

なーんでもない、パーキングエリアにポツンと建っておりました。

 

 

 

 

ぜんぜん観光スポットらしくない場所だけど、

これはこれでよろしい。。。

 

と言うか、こういう場所ほど萌えてくるオレ。。。

 

良い表情の女神だと思うよ(^^)

 

 

 

 

更に車を鶴岡市に向けて走らせていると、

時間も昼1時を回り、、、お腹空いてきた(*_*)

 

すると道路沿いに月山あさひ博物村 文化創造館という施設があるのを見つけて

立ち寄ってみた。

 

すると、一角にいい雰囲気の蕎麦屋を発見!\(^o^)/!

 

 

 

里山風景も残って、とても静かで良い雰囲気だぁ。。。

これは、絶対に美味い蕎麦屋に間違いない!!!

という、根拠の無い謎の自信が全身を駆け巡る。

 

 

 

 

Tamaotno、お店の入り口に立つ!

 

幟を見ると「鶴岡産そば」の文字が。

そっかぁ、知らないうちにもう鶴岡市に入ってたんだぁ。。。

 

 

 

 

席に案内されて、靴を脱いで座敷のテーブル、好きな場所に(^^)

 

広くて、静かで、ええ雰囲気じゃ、ないの~。。。

 

何を食べるか考えていると、いつもの我が家の「天ざるの法則」が発動された。

 

 

 

 

っで、やっぱ、こうなった。。。 ↑

 

 

 

個人的には、エビよりも、地元の山菜の天ぷらの方が食いたかったかも。

抹茶塩でいただきます。。。

腹減ってるので、何喰っても美味いトランス状態。。。

 

 

 

この蕎麦は美味い!

大好きな長野の蕎麦に引けを取らないQualityだ。。。

蕎麦の香りをとても感じる。

 

 

 

 

 

 

食べ物が胃袋に入って、人心地つくと、店の様子を観察する余裕が生まれた(笑)

 

民芸風のように派手な店内ではなく、良い意味で田舎風のデザイン。

隣との席も充分に離れていて、静かにゆっくり食事が出来た(^^)

 

なんか今回の旅では、偶然とは言え、良い店に巡り合ってるなぁ。。。

 

 

 

 

蕎麦屋の前にある専用駐車場に車を停めたまま、

周囲を少し歩いて散策してみた。

 

空気も美味い、天気も晴れた、自由な一人旅に感謝。

 

当夜の目的地の鶴岡市中心部は、

一般道を通ってもあと25kmほど、、、

安全運転で、のんびり向かおう。。。

 

 

 

 

Tamatono  /  Sept. 17, 2023    旅の自由度から考えれば、一人のドライブ旅が最強だと確信した(^^)

ピヨ旅 2023 ~ 蔵王越え

 

前夜、43年振りに会った旧友と痛飲し、暫しの別れを告げ、

ここからは僕だけの一人旅が始まった。

 

蔵王エコーラインの入り口にある大鳥居に着いたのは朝9時。

しかし、台風13号温帯低気圧の影響で雲行きは怪しい。

 

2012年9月16日に訪れて感動した蔵王のお釜をもう一度見たいという

今回の9つのミッションの1つでもある。

 

「でも、この天気じゃ、頂上付近もきっと曇ってお釜は見えないかもなぁ。。。」

独り言が口をついて出る。。。

 

 

 

この大鳥居の横には広い駐車場があり、ゆっくり休憩が出来る。

 

蔵王越えを止めて、まっすぐに次の目的地の山形に抜ける道を選ぶか、

暫しこの駐車場に停めた車の中で考えた。

 

朝9時、雨模様の天気なので、駐車場には誰も居ない(笑)

 

っで、結論は。。。。

 

「よし!蔵王越えだ~!!!」

 

 

 

蔵王エコーライン周辺は緑が深く、こんな緑のトンネルがここかしこにあって

運転しながらも見惚れる。

 

 

 

 

雨は降ってないけど路面が濡れてて、いつ雨が降り始めてもおかしくない天気。

 

でも、峠に向けてRAV4でグイグイ駆け上がる爽快感は楽しくて止められない。

 

 

 

かなり蔵王エコーラインを登り切ったころ、滝見台の標識があったので寄ってみた。

 

ここは海抜700m、向かって左に三段の滝の「三階滝」、右手には地蔵滝が見えた。

たぶん、地蔵滝の下方には不動滝があると思うけど、良く見えない。。。

 

2012年に蔵王に来た時には寄ることが出来なかったけど、今回はゆっくり見れた。

 

 

 

せっかくなので、持ってたニコン Z7IIに超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4S

で無理矢理遠方の三階滝を撮ってトリミングしてみた ↑

 

な~るほど、確かに三段の瀑布で確認できる。

 

 

 

更に遠い地蔵滝はこれが限界(笑) ↑

 

レンズ1個で旅に出たオイラが悪い(笑)

 

 

 

 

尚もお釜を目指して峠道をグイグイ上って行くと、

霧の中から突然不動尊が見えた。

 

どうやら、ここが不動滝の入り口らしい。

 

 

 

 

車を降りて近づくと、立派な彫像だと分かった。

 

説明書きを読むと、川端龍子画伯の「蔵王不動尊」を模刻した大石碑らしい。

 

前回もこの道を通った筈なのに、この像には全く気付かなかったよ(-_-;)

 

 

 

 

そして、、、遂にお釜のある頂上付近に到着!!!

 

し・か・し・・・・・・

 

霧が強風で真横に飛ぶように流れ、お釜どころか、周囲は何も見えない(T_T)

 

当然、、、誰も居ない!!!(笑)

 

 

も~ね、、、この瞬間、何をしていいか、わからなくなったよ(笑)

 

 

 

 

この時、蔵王頂上は気温13℃。。。(@_@)

なんせ下界は真夏並みの30℃近くの日々だったから、

一気に秋とか冬の高原を思い出したよ。

 

ちなみに半袖Tシャツ1枚で車から出てみたけど、

寒いというより、気持ち良い~❤

 

まぁ、僕みたいに年をとると、こんな風に色んな体験、刺激が多い程いいと思う。

自宅でゴロゴロしてても、何の変化も無いもんね。。。(*_*)

 

 

 

本来ならば、、、↑ このような絶景が見えた筈!!!(2012年撮影)

 

 

 

ほんと、美しい湖だよ。。。

今日の天気で半ば予想はしてたけど、今回は見れなくて残念だよ。

 

もう一度、見たかったなぁ。。。宮城のお釜。。。

 

ずーっと山形県だと思ってたけど、

実際の所在地を地図で見ると「宮城のお釜」なんだよね。

 

結論を先に言うと、

今回の9つのミッションのうち、唯一このミッションだけが達成できなかったよ(T_T)

 

 

 

 

こっちも暫く見てない2丁目のお釜。。。

 

 

 

 

Tamatono  /  SEpt. 16, 2023   でも、これくらいではへこたれまへん。。。

 

ピヨ旅 2023 ~ 仙台近郊を探検してみた (秋保大滝&定義如来西方寺)

 

秋保温泉に一泊した翌朝、

一緒に泊まった旧友と話し、

せっかく秋保まで来たのだから、

秋保大滝に行ってみようと言う事になった。(^^)

 

台風13号が嘘のように朝から空は晴れ渡り、

温泉から大滝までは、ご機嫌な田舎道が続く。

気持ちの良いドライブ。

 

 

 

駐車場に車を停め、

大滝までは徒歩で数分らしい。

 

 

 

案内図を見ると、大滝のある滝見台に行くには、

駐車場に隣接する西光寺(秋保大滝不動尊)というお寺の境内を横切り、

脇にある遊歩道を下って滝見台まで行くようだ。

 

 

 

お寺の本堂らしき建物が見えて来た。

本堂の前では、おばあちゃんが一人でお土産やお守りを売ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

滝見台に降りる階段が見えて来た。

 

 

 

結構、急な角度で降りる階段にちょっとたじろぐ。。。(*_*)

でも、思ったより距離が短いので頑張ってみる。。。

 

 

 

 

滝見台に到着、大滝を眺める。

素晴らしい。。。

 

台風前後の大雨のせいか、物凄い水量。

轟音が響き、水煙が滝見台まで届くような錯覚を覚える。。。

 

 

 

滝つぼも凄い水量 (@_@)

辺りを見渡したけど、どうやら滝つぼまでは降りて行けない模様。

 

これは来て良かったなぁって思える滝だった。

駐車場からとても近く、気軽に見れるのも良い。

 

 

 

次は、仙台方面に戻って塩釜神社に行こうかと話しながら運転してると、

突然旧友が「定義如来西方寺に行ってみないか?」と突然切り出した(笑)

 

そう訊かれても、当然僕は土地勘が全くないので、

ただ「ええよ。。。」(笑)

 

どうやら立派な五重塔があるらしい(^^)

 

 

 

駐車場も広く、とても停めやすい。

敷地の大きな立派なお寺だなぁという印象。

 

本堂も実に立派だ。。。

 

 

 

 

 

           ↑

せっかくなので、持ってきたニコン Z7IIで撮ってみる。。。

           ↓

 

 

 

 

 

少し歩くと、遠くに五重塔が見えて来た。

実際に見ると、写真で見るより数倍美しい建物だ。。。

 

まるで奈良か京都に来たような錯覚を覚える。

 

 

 

ほんと、美しい塔だ。。。

 

         ↑
後でDetailを見返したいと思い、ニコン Z7IIで撮ってみた。

とても凝った建築、装飾も綺麗だ。

 

 

 

   

五重塔の由来  ↑

 

 

 

小さな資料館もあったので覗いてみた。。。

 

 

 

 

 

 

「握手をしろと強要する坊主」

おぃ坊主、ちゃんとアルコール消毒やってるのか?

 

 

 

 

 

 

帰り際、駐車場の休憩所で一服してると、

直ぐ近くに飛んで来たカラスアゲハ。

 

こんな美しい蝶々が身近で見られる仙台市青葉区は、

とても良い里山がたくさん残ってた。

 

秋保大滝も、この西方寺も、とっても新鮮な経験だった。

来て良かったよ。

 

 

 

Tamatono  /  Sept. 15, 2023    どちらも、もう一度来たいと思える場所だった(^^)

ピヨ旅 2023 ~ 仙台グルメ

 

ずんだシェイク!

 

宮城旅行、2日目は生まれて初めて仙台市内に泊まり、

仙台駅まで散歩。

駅構内で11年振りにずんだシェイクを飲むことが出来たよ(^^)

 

思い返せば、2012年の9月に東北を周遊旅行した際、

松島の円通寺の近くにあった「三金」という和菓子屋で、

生まれて初めて「ずんだシェイク」なるものを体験。 

      ↓

What's ZUNDA ? ずんだ餅  ~  宮城県宮城郡松島町 : 毎日が冒険 (blog.jp)

 

きっと、当時の自分にとっては斬新で、衝撃的な味わいだったんでしょうかね、

どうしてもあの味を本場の宮城県でもう一度味わいたいと。。。(笑)

 

願いが叶って良かった。。。(^^♪

 

 

 

仙台駅に入るのも初めてだったけど、

「ずんだExpress」というお店を発見。

 

 

 

数分並んだけど、懐かしいずんだシェイクに再会し、

じわじわ感動が押し寄せる、の図。。。

 

 

 

 

駅構内をプラプラ歩いてると ↑

なんとずんだシェイクの冷凍自動販売機が。。。(笑)

 

なんだ???

この仙台と言う町は、、、すべてが怪獣「ZUNDA~」に制圧されている!

 

 

 

どこを見ても「ZUNDA~」の文字が。。。

もしかすると、この町では牛たんとずんだを食えば、ほぼ天下を支配できる勢いだ。

 

そうそう、今回のピヨ旅は旧友との再会という「心の旅」がメインだけど、

ある程度、経験したい旅の目的(mission)もいくつかある。

 

今回の宮城のミッション:

①旧友との再会 → 前日に完了済

②11年振りにあのずんだシェイクを飲んで感動する → いま、ここ

③仙台で本場の牛たんを初体験する → 実はこの日のランチで達成済

④旧友と仙台の繁華街、国分町で飲み呆ける → これから夕方達成予定

 

山形のミッションは:

蔵王のお釜をもう一度見る

⑥月山湖を見てみる

加茂水族館でクラゲの写真を撮る

 

最終目的地、新潟のミッションは:

燕三条の有名な背脂ラーメンを食う

弥彦山頂から日本海を眺めてみる

 

4泊5日の旅行で、ミッションはたった9個。

しかも、最初の2日の旧友とのミッションは何故か「飲み食い」だけなので(笑)

楽勝で達成で出来る(笑)

 

山形、新潟は3日間過ごすけど、ミッションの数が少ないって?

いつも目的や行きたい場所は出来るだけ少なくして、あとは流れる時間や風景を

楽しむのが自分には合ってる。。。

のんびりドライブしてると、行き当たりばったりで面白いものが見つかるハプニングもあって、なかなか楽しいもんだよ。

 

 

 

話は前後するけど、この日のランチは旧友が郊外の牛たん店「利久」という店に連れてってくれた。

 

 

 

よく、「食わず嫌い」ってのがあるけど、僕にとっては牛たんがそれにあたる。

 

だって、、、ベロだよ? 牛のベロだよ???

 

それは、「あなたは牛とフレンチキスできますか?」と問いかけられるのに似ている。(どこが?)

いや、少なくとも自分にはそう思える次元だ。

 

ところが、数年前に甥っ子達と食事をしたときに焼肉屋で彼らが「分厚い牛たん」を注文し、それを分けて貰って食ったところ、「残念ながら、とんでもなく美味かった」のがとてもショックで。。。

悔しいけど、、、分厚い牛たんって最高じゃん。。。と確信したのであった。

 

それ以来、以前はまったく興味も無かった「本場仙台の分厚い牛たん」を、機会があれば是非食おうと誓った訳(笑)

 

 

 

念願叶って頬張った仙台の分厚い牛たんは、やはり期待を裏切らない美味さだった。

これは、たまに食いたい部類の料理だなぁって思う。

テールスープも美味いし、これはひとつの文化だと思う。

 

 

 

色んな種類や部位の牛たんがあるんだけど、どう違うのか?

初心者の僕には理解できてない(笑) だけど楽しい。。。

 

 

 

ランチメニューには ↑ ハラミと牛たんの食べ比べメニューもあった。

値段も安くて、こちらも美味そうなので気持ちが揺らいだけど、、、

ミッションを思い出して、牛たん定食を食ったよ!!!

 

 

 

また、話はずんだシェイクに戻る。。。

 

仙台駅から2階のテラスに出てみると、いい塩梅にベンチがあったので、

座ってずんだシェイクを飲みながら、駅周辺の景色を楽しむ。

 

この後、旧友と繁華街の国分町の居酒屋で待ち合わせてるのだが、

地図で見ると駅前のこのアーケードが国分町辺りまで延びてるのが分かって、

ここを散策しながら国分町まで歩くことにした。

 

 

 

なかなか綺麗なアーケードで、そこそこ外国人観光客の姿を見かける。

有名な牛タン屋もいくつか見かけて、歩いてるだけで仙台の文化が分かって楽しい。

 

 

 

仙台は海にも近く、気仙沼や塩釜とか大きな漁港もあるから、

きっと海鮮も美味いんだろうなぁ。。。

 

 

 

のんびり歩いて、やっと国分町の入り口に到着。

歩いてみると、物凄い数の飲み屋街。

 

メイン通りと違って、横路地や裏路地はちょっと昭和な雰囲気が残ってる。

 

 

 

 

店に到着後、席に案内され、5分ほど後に旧友が到着。

再会初日の前日とは違って、2日目の当夜は更に深い思い出話が出てくる。

眠って隠れてた遠い昔の記憶って、蘇るもんなんだなぁって思った。

 

 

 

白レバーの炭火焼。。。これビールに合うんだよなぁ。。。

主治医には言えないけど、今夜は好きなものを好きなように注文(笑)

 

 

 

酒どころ宮城には色んな良い酒が揃ってて、つい飲み過ぎてしまう。

最初は白峰からスタート。

 

 

 

 

 

サメの水揚げで有名な気仙沼が近いせいか、

新鮮なサメの軟骨を使った梅水晶があったので注文。

どこに行っても、この肴はあれば必ず注文するけど(笑)

 

 

 

注文はしなかったけど、デザートメニューを見て笑った。

最後まで、怪獣ZUNDA~が。。。

 

 

 

たった2日間の滞在だったけど、

43年振りに再会出来た友人の顔を見て、本当に気持ちが温かく満たされた。

 

また、お互い元気な顔で会える日が来るのだろうか?

何が起きても不思議じゃない年齢だし、将来の約束など意味が無い事をお互い分かってるからこそ、、、

「おぃ、ずっと元気で生きててくれよ。頼んだぞ。」と言うのが精一杯の夜だった。

 

 

 

 

国分町から夜風に当たりながら、ホテルまでプラプラ歩く。

 

歩きながら、この貴い2日間のことを思い返す。

 

彼の自宅まで行った際に、彼の奥さんがご自身で漬け込んだ梅のシロップと梅酒をお土産に持たせて下さった。(梅もご実家の梅林で収穫したもの)

 

良い奥さんがいて、良い家族に恵まれ、幸せな人生を送ってると分かった旧友に、元気があれば、また会いに来ようかなって、、、

そんな気持ちがフッと湧いた夜だった。

 

 

 

Tamatono /  Sept. 13, 2023    たぶん仙台って、もっと奥深い街だと思った