ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

初めての戦場ヶ原にどんどん分け入る ~ 奥日光一人旅

 

むかし、奥日光湯元の温泉に行ったときに、

左手に広がる広大な原野を見て、あぁ、ここが戦場ヶ原かぁと思った記憶がある。

たぶんこんな風景が見える ↑ んじゃないかと思いながら、

いつも素通り、後ろ髪を引かれて来た。

 

今までは、なかなか旅行中に立ち寄れる場所では無かったけど、

今回は念願叶ってやっと訪れることが出来た訳だ。

無性に嬉しい(^^)

 

 

 

 

湯滝から入った僕は、どんどん奥に向かって原野を分け入る。

 

天候の変化が多い奥日光だけど、この木製の遊歩道は雨に濡れた靴でも滑らないように引っ掛かりがあって歩き易い。

 

よく考えてあるなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

ところどころにある急斜面を登る階段にも、

足首を痛めないようにドンゴロスのクッションが埋めてある。

 

素晴らしい心遣いだ。。。

 

原っぱを歩いてて、こんなに優しくされたことはない。。。(T_T)

 

おじちゃん、原っぱの真ん中でひとりうれし泣きの図。。。

 

 

 

とは言え、入り口の案内板にあった工事中のための迂回道に入ると、

土の地面のワイルドなコースが続く。。。

 

 

 

 

 

 

奥日光に来て、度々みかけるシロヨメナの花。

だんだん好きになってきた。。。

 

 

 

 

 

平日ということもあって、出会う人は少ない。

たった一人でこんな寂しい笹の原野を歩くと、

いつクマが飛び出てくるかと心配になるよ(笑)

 

 

 

 

この森は美しい。

 

自然の豊かな造形に溢れてる。

 

 

 

 

 

雷か何かで上部が吹き飛んで、

 

そこからまた新しい命が芽生えてる大木。

 

 

 

 

 

 

しばらく行くと、人の気配を感じる場所に出た。

 

 

 

 

泉門池(いずみやどいけ)と読むらしい。

 

池の周りにベンチやテーブルがあり、

数組の年配ハイカー達が軽食を摂ったり、静かな風景を眺めながら休息してた。

 

 

 

 

僕は更に奥地に歩を進め始め、

途中の高台から泉門池を振り返ると、

遠足の小学生の団体で池が賑わってた。

 

怪獣の雄叫びのような声がここまで聞こえる (-_-;)

 

 

 

 

しばらく歩くと、通行止めの案内板が。

 

 

 

 

 

うん、これは想定済みの情報。

 

予定通り、小田代原方面には行かないで、

途中で通行止めになる青木橋経由の戦場ヶ原まで、

行けるところまで行ってみることに。

 

 

 

 

 

 

 

霧降高原でも見たアキノキリンソウがいた。

 

 

 

 


またもや、美味そうなキノコを発見。。。

何度見ても肉厚のシイタケに見える。。。

 

鍋とコンロとポン酢が脳内を駆け巡る。。。

 

 

 

 

 

戦場ヶ原に続く遊歩道は綺麗に整備されてて歩き易い。

 

カメラとレンズを胸のホルダーにぶら下げ、

予備の重い望遠レンズを入れたバックを肩から掛けてるので助かる。。。

 

 

 

 

 

 

相変わらず森は僕を脅し続け。。。

 

ほんとにクマがいそうだから洒落にならない。。。(+_+)

 

 

 

 

ときおり木立の向こうに戦場ヶ原や男体山の雄姿が見え始めた。

 

結構奥地までやって来たなぁ、、、ここまで湯滝から1時間以上歩いてる。

 

 

 

 

 

やっと湯川と交わる青木橋まで辿り着いた。。。

 

水の透明度が凄い、川底の水草まで橋の上から全部綺麗に見える(@_@)

 

 

 

 

 

 

こんな奥地なのに、釣り人がフライフィッシングをやってる。

 

矢印のところに、アングラーが2名見えるのわかるかなぁ。。。

(実際には合計3名いた)

 

 

 

 

こんな奥地まで、わざわざ釣りにやって来るほど、

魅力のある場所なんだろうね、戦場ヶ原って。。。きっと。。。

 

 

 

 

 

Tamatono   /  Sept. 22, 2022        この時点で湯滝の茶屋で昼飯食べるの諦めた。