ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

遂に行き止まりの場所まで歩いた ~ 戦場ヶ原の深部

 

この風景だ~!(^^)!

やっと見れた~!

 

生まれて初めて分け入った戦場ヶ原。

出発地点の湯滝からトボトボ歩くこと、1時間少し。

遊歩道の補修工事で通行止めになってるエリアまでやって来た。

 

前日の霧降高原の1445段の天空回廊の階段の筋肉疲労で、

脹脛がカチカチ、パンパンになった脚で、

壊れかけのブリキのロボットのように歩いたよ(笑)

 

右端の山が標高2486mの男体山、左端の山が2368mの太郎山。

その間に小さなコブのように見えるのが大真名子、小真名子山云々。。。

 

 

 

 

ここまで歩いて来たことが、感無量。

 

人気のない径を、クマに怯えながら歩いて来て良かった。

 

涼しい風が身体を吹き抜けるのに任せ、

ずーっと風景を眺めてた。。。

 

 

 

 

 

 

男体山って、奥日光に入るとどこからでも見えてる気がする。

 

存在感がハンパないよね。

 

美しい山だとつくづく思う。

 

 

 

 

 

 

遊歩道にはもう秋の植物が。

 

 

 

 

 

これは、カンボクの実?

 

 

 

 

でも、近くで見つけたこちらの実は、ちょっと形が違う。

あとで調べてみると、オオカメノキという植物かも。(自信なし)

カンボクに似てて、紛らわしいけど、戦場ヶ原の植物の豊かさ、多様性が良くわかる。

 

 

 

 

ここで休んでると、行き止まり方向から工事関係と思われるおじちゃんが通りかかり、

この奥でやってた補修工事がもうすぐ終わり、当日の午後2時以降に開通するので赤沼駐車場の方に抜けられるよ、と教えてくれた。

 

「では、僕が開通後第一号のハイカーか!?」と凄い幸運に思えたけど、

よく考えたら赤沼まで抜けてしまうと、そこから駐車場のある湯滝まで戻るのがとても大変なので、残念ながら予定通りこの場所から引き返すことにした。

 

 

 

 

野生のシロヨメナ

 

 

 

 

 

よほど注意しないと見つけられないと思う、直径1cmにも満たないウメバチソウ

 

 

 

 

 

歩道に落ちた落葉の色が、「もう秋は目の前だよ」と教えてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな体験滅多に出来ないよな。。。

来て良かったよ。。。

 

今回の、こういう一人旅のスタイルは楽だなって思った。

目的は一日ひとつしか決めず、後は彷徨いながら興味のある場所に足を延ばす。

 

完全に自由な旅のスタイルだと思う。

これなら、何度でもやってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯滝まで戻ると、すでに紅葉が一部始まってる木を見つけた。

 

 

 

 

 

ずーっと気になってた場所に来れたという達成感もあって、

身体の疲労はあるものの、爽快な気分。

 

次回は季節を変えて、この戦場ヶ原を歩いてみたいなって思う。

 

真剣に、鳥だけを撮りに来るのもアリだな。。。

 

 

 

 

 

 

戦場ヶ原には、なんだかんだ言って4時間ほど居たことになる。

写真を撮りながら、ゆっくり歩いてもあっと言う間の楽しい時間だった。

 

当初思ってた湯滝の茶屋でのご当地ランチは夢破れ、、、(T_T)

今から食事したら、たぶん旅館の夕食が食べれないなと思い、

コンビニで買って持ってた非常食のアップルパイのパンに齧り付く。。。

 

美味い! (悲しいけど。。。)

 

 

 

 

 

RAV4には冷凍冷蔵庫、湯沸かしポットをいつも載っけてるので、

その気になればどこでも食事場所になる(笑)

 

冷蔵庫から冷えた飲み物を取り出し、こうして自然の中で食べると、

なんでも美味く感じるから不思議。。。

 

世は車中泊ブームが続いてるけど、

さすがに僕は歳が歳だけに、車中泊はまだハードルが高い。

 

やっぱ、夜はゆっくり温泉に入って、ベッドで寝たいよ。。。

 

 

 

 

Tamatono  /  Sept. 24, 2022     久しぶりに奥日光湯元温泉に~♪