夜明けに大芦渓谷の紅葉を思う存分愛でた後、
いよいよ生まれて初めての古峰ヶ原高原に向けてRAV4で駆け上がった。
そもそも、前日光というこの辺りの地域は、
今まで自分の中ではスポッと抜け落ちて、
全く気がつかなかったエリア。
それが野鳥関連で調べているうちに前日光の事を知り、
今回やって来たという経緯がある。
「一の大鳥居」が見えて来た。
ここを潜って神の国へ入るのだ。。。
そう言えば、
この9月に宮城のお釜に行った時に通過した「蔵王大権現 大鳥居」に似てる。
一の大鳥居は高さが24mもある堂々とした鳥居で、
ここを潜るという行為に、何か畏怖を覚える。
なにやら見えて来た。。。
真言宗醍醐派 古峰原金剛山 瑞峯寺 (北関東三十六不動尊霊場第十七番札所)
だそうです。。。
なかなか男前。。。
この説明文を読んでて、???って思った。
自分の中では、この辺りの地名の読み方が色々あって混乱するので、
古峰ヶ原 → こぶがはら
古峯神社 → ふるみねじんじゃ
と覚えていた。。。
しかし、この説明文には古峰ヶ原を古峯原と書き、読みも「こぶがはら」となってて、
「峯」の字を「みね」では無く「ぶ」と読んでいる。。。
な~んだかなぁ、、、更に混乱する。。。
これ以上、気持ちの良い早朝に悩みたくないと思ったよ(=_=)
ところが、後で分かったのだが、
近くにある古峯園という庭園は「こほうえん」と読むという・・・・・・
も~ね、、、エ~加減にしてほしいよ。。。(=_=)
まるで「早朝の罰ゲーム」である。。。
古峯神社は朝8時に開門とあるので、
タイミング良く開門直後の8時過ぎに到着。
御祭神は日本武尊だが、その使いの天狗を古くから信仰。
古峯神社は別名「天狗の杜」とも呼ばれている。
いわゆる「古峯信仰」の中心地だが、その創建は不明らしい。
一説には1300年前とか。。。
入り口に続く橋から見下ろすと、大芦川の流れが見える。
ここの紅葉も綺麗だ。
早朝なので、誰も見かけない静かな空間。
遂にやって来たぞ~。。。とか呟く。(誰に向かって? 天狗様に挨拶?)
一歩一歩、歩みを進めると、
見える風景が変わる。。。
静か、空気が澄んでて、そして、何より美しい。
大芦渓谷とは違った色の紅葉だ~。。。
紅い絨毯。。。凄い。。。圧倒される。。。
狛犬もたくさんある。
苔生した別の狛犬。
夢に描いていたような、濃い紅葉。。。
やっと見れた。。。(^^)
近付いてみると、想像以上に大きな天狗。。。
天狗信仰って、確かにあるんだね。
「天狗様、、、どうかオイラをクマから守っておくれ。。。」とお願い。。。
久し振りにニコン Z7IIで撮ると楽しい (^^)
早朝なので、まだまだ開いてないけど、食事処も少しある。
神社入り口に一番近い便利な駐車場も、
この時間ではガラガラ。
早朝ドライブはどこも空いてて天国だよ。
この後は、天狗様に守られて、古峰ヶ原高原に向かうのであった(^^)
Tamatono / Nov. 15, 2023 奥日光とは全然違う雰囲気で、とても興味深い場所