時々、夜明け前の原っぱに出かける事が多くなった。
夜が明けるか、明けないかの微妙な境目に身を置くと、
忘れていた静かな感覚を思い出す。
辺り一面、朝露がべったり。。。
時々、鳥の鳴き声が聞こえる他は、
何の音も、気配もない。
でも、目を凝らしてよく見ると、
朝露の中で沢山の命を見っけた。
ハナムグリはコスモスの茎の林の中でじーっと朝を待ってる。
あちこちに、似たようなハナムグリが沢山いる。
きっと、コスモスの茎林はハナムグリのいつもの寝床なのかもしれない。
小さなアブの子供なのか、
風通しの良い蕾の先端で、じっと羽が乾くのを待ってる。
シジミチョウって言ったっけね?
蝶類は気温が上がらないと飛ばない。
肉眼ではほとんど気付かない小さなクモ。
人間の目線だとなかなか気付かない場所に、
沢山の命が居るもんだ。
これも、あれも、静かな時間だから見つけられたんだなって思う。
いつもはブンブン飛び回って写真を撮らせてくれないミツバチも、
この時間はやけに大人しい(笑)
ひとしきり写真を撮ったころ、日が昇り、気温も上がって来た。
じゃあ、そろそろ次の場所へ、、、と思ったら、
赤トンボが僕の自転車のカメラバッグに(笑)
こんな日は、きっといい一日になるなぁ。
Tamatono / Oct. 17, 2020 そっかぁ、もっと撮って欲しいのかぁ~(^^♪