ひねもすのたり

何が正解か? なんて考えるのはやめて、思う様に生きよう。

夏の原っぱにて ~ 自然界のレバレッジ効果

 

日に日に気温や湿度は上がって、

自転車のポタには辛い季節になって来た。

 

 

 

 

しかし虫や花にとっては、きっととても良い環境。

原っぱは小さな生き物で溢れ返ってる。

 

 

 

 

 

原っぱにはいくつか花や植物がかたまって生えているエリア、コロニーがある。

でも、花がまばらなコロニーがあったり、

逆に多彩な花々が密集して咲いてるコロニーもある。

 

不思議だ。。。なぜだろう。。。

 

 

 

しばらく眺めているうちに、ある事に気付いた。

 

花の種類も多く、茂っているコロニーには甲虫類を含め虫が多い。

虫の種類も豊富。

 

逆に花がまばらなコロニーには、圧倒的に虫が少なく、

たまに蝶々が立ち寄ったり傍を通り過ぎていくだけ。

(つれないなぁ~)

 

 

 

栄えているコロニーではハナムグリや蝶々がせっせと花粉を運び、

花々の受粉活動が活発だ。

 

 

 

 

関係ないけど、花びらの中心をじっくり眺めると、いつも宇宙を感じる。

幾何学模様もあって、無限大に広がるデザインだ。

 

 

 

 

 

 

 

全身を花粉まみれにして受粉を促してるハナムグリは貢献者だと思うけど、

その活動範囲はとても限定的だ。

同じ花の中にじっと長く留まり、効率から言えばあまり良くないと思う。

 

その点、コロニーの繁栄と拡大に貢献してるのは圧倒的にミツバチを含めたハチ類だ。

短時間で花粉を集め、すぐに他の花を目指して移動し花々の受粉範囲を広げてる。

経済用語で言えば、けん引役(driver)。

実に偉大な存在の気がする。

 

 

 

 

一方、あまり栄えていないコロニーは、そもそも花の数も種類も少ないので

立ち寄る昆虫類の数も圧倒的に少なく、受粉活動も少ない。

負の連鎖である。

 

 

 

 

こうして、栄えているコロニーは益々栄え、衰退しているコロニーはますます衰退し、

格差がどんどん広がるという。。。 

 

あれ?

 

なんだかなぁ、、、人の世界を垣間見てるようだ。。。(-_-;)

 

 

 

 

 

栄えてるコロニーは、受粉活動が活発な結果、ますます花の数が増え、

それに集まる昆虫の数も、たぶん飛躍的に多くなり、ますます受粉した花の数も増え続けるのかもね。

1+1=3以上 栄えるコロニーは自らレバレッジ機能を身に着けているんだなぁ~と驚く。

 

 

 

 

 

と、こんな事は原っぱの中で考える事か?(笑)

 

 

 

 

 

そう言えば、隠居している今、時々思うことがある。

 

残された自分の人生ですることはなんだ?

正直それは、ただ1つ。

ある日、穏やかにあの世に旅立つことだけなんじゃない?

 

 

 

 

 

あの世に旅立つその日まで、

楽しく平和に毎日を過ごすことだけを考えて生きれば良い訳で。。。

 

何もそんなに難しいことでは無い気がする。。。

 

 

 

 

トンボがこっちを見てる。。。(@_@)

 

 

 

 

 

楽しく生きるためには、

まずは健康で、

興味を持ったことには自己投資を怠らず、恐る恐る手を出してみる。

 

しかし、危ない香りのするものは、いくら魅力的でも避けて(笑)

争いごとは率先して避ける。

 

 

 

僕の場合、昔から、目標をあれこれ立てるまでは頑張るんだけど、

目標を立て終えた瞬間、その数の多さ故、それだけで気持ちが潰れてしまう傾向がある。

なのでそれは止めて、、、

 

ただ、「今日も一日楽しく生きる」

これだけに専念すれば大丈夫かも(^^)

 

 

 

 

 

と、こんな事は原っぱの中で考える事か~?(笑)

 

 

 

 

Tamatono  /  June 25, 2022    今日は外は37℃、、、外に出るもんか。。。