夜明けの原っぱは、
一面、朝露に覆われて。
自転車を降りて歩くと、
服が朝露を吸って心なしか重くなる。
僕にはクリスマス・ツリーに見える。。。
昼間見る時とは違う、
早朝の朝露で違う表情の花、妖しくも不思議。
よ~く見ると、
小さな水滴の中に、
もうひとつの花畑が広がってる。
濡れた原っぱは、
故郷の河原で嗅いだ、
懐かしい蒼い香りがする。
その蒼い香りで、
自分が遠い過去に引き戻される。
ずーっと眺めてても飽きない、
朝露と植物の競演。
まるで、魔法だ。。。
人が居ても、居なくても、
このマジックは毎朝、延々と続いて来たんだろうね。
自然から教わることは、まだまだ多い。
Tamatono / Sept.18, 2020 朝露の中で遊び過ぎて、ズブ濡れ。。。