元来、田舎育ちなもので、自然の中に身を置くと、
得も言えぬ安堵感を覚える。
18歳で上京し、今までの人生のほとんどを東京で過ごして来た事になる。
いつの間にか、田舎で暮らしてた人生よりも、
長い時間を都会に身を置いた訳だ。
それでも、生活に追われて、息苦しくなると、
事有る毎に自然の中に身を置いて、気持ちを解放した。
「田舎者のDNA」が吠えるのかもしれない。
幸い、身近な環境に、子供の頃に育った風景と重なる場所があった。
有名な観光地ではなく、普通の田んぼ道。
とっても安心感を感じた。
初めてこの場所を訪れた時も、
なんだか、何度も来た記憶を感じた。
déjà vu ?
時間を見つけては、季節の変わり目にこの場所を訪れ、
虫や花と戯れる。
あぁ、こうやってこいつはカエルになるんだったな(^^)
子供の頃の記憶が蘇り、今の無知な僕に色々と教えてくれる。
以前は撮れなかった写真も、
何となく撮れるようになった (笑)
撮ってる時には気付かないけど、
後で写真を拡大して見ると驚くことも多い。
自然を見てると、造形の美を思う。
無駄なものはなく、とても機能的なデザイン。
花や虫や鳥から、
今日もたくさん教えて貰ったな。
彼らが僕の隠居生活の先生かもな。。。
夢中になって、時間があっと言う間に過ぎ去る。
いい時間だ。。。
Tamatono / Oct. 28, 2019