翡翠の翡は赤色、翠は緑色を表し、
翡はオスを、翠はメスを表すんだそ~だ。
でも嘴の赤いのはメスなのに、なんで翡(赤色)はオスを指すのか?
たぶん、オスの方が朱色の体毛が入って、派手だからかなぁ。。。
(上の写真は黒い嘴でオス)
今週は自分でカワセミウィークと名付けて、
早朝から頑張ってカワセミの撮影に行ってる。
早朝6時半に家を出ると、気温も9℃とか、、、すっかり秋だよ。
自転車に乗ると、指が冷たくなって手袋が恋しくなった。
低く昇る眩しい朝陽で目が見えなくなるけど、
空にはまだ前夜の月齢17.3のお月様がポッカリ浮かんでる。。。
朝陽の中、佇むカワセミ君。
カワセミの色は、太陽光を反射して色んな色に変化する構造。
エメラルド色に見えたり、藍色に見えたり、面白い。
カワセミ撮影は奥が深いと思う。
まず、カワセミに会えなければ何にもならないので、
高確率でカワセミに会える自分の場所、カワセミの餌場を見つけることから始まる。
やっとその場所を見つけても、毎回会えるとは限らない。
カワセミがいつも現れる時間を探し当てる。
カメラ、レンズの良し悪しも大事。
どうやったらミサイルの様に飛び回るこいつを仕留めれるか?
カメラの設定に難儀する。
長い修行の始まりだ。。。(T_T)
カワセミが全く現れず、何も起こらない日もある。
大自然の中、ただ一人、ボ~っと、大いなる孤独を味わう。
こんな場合は大自然の原っぱが良い。
街中でボ~っと動かず、長時間立ってると、危ない人に思われるから。
お! なんかカワセミが反応を見せた。
たぶん、水面下に餌の影をみつけたのかも。。。
あっと言う間に飛び込んで、
あっと言う間に水中から飛び出して来た時、
既に口にザリガニを咥えてたよ。。。
こんなに大きいザリガニ、大丈夫かな?
ちゃんと食えるのか?
と心配してたら、器用に空中でザリガニを放り上げて、
ザリガニの向きを変えたよ。
ザリガニを尻尾の方から飲み込み始めて、
最後はザリガニのハサミだけが口から見えた。(最後の抵抗)
心なしか、ザリガニの悲鳴が聞こえた。。。(嘘です)
何度もカワセミの狩りを見てると、
とても工夫しているのも分かって来た。
賢くも、残酷で、美しい鳥。
ますます好きになった💛
Tamatono / Nov. 05, 2020 暑いより、涼しい方が写真撮影には良いね(^^)/