久し振りの塩船観音寺。
以前は毎年のように来ていた時期があったなぁ。。。
見頃はたぶんあと1週間、GWのど真ん中辺りだと分かってるけど、
なんせ人混みが大嫌いなので、天気も優れないけどGW前のこの日に来た訳だ。
15種類のつつじ、約17000本植えられてるとのこと。
10年以上前から来てるけど、最初の頃はほぼ一斉に咲きそろい、
まるで極楽のような色彩溢れる圧巻の風景だった。
それが気象の変化、温暖化の影響で早咲き、中咲き、遅咲きのつつじの開花間隔が広がり、以前のように一斉に咲く様が見られなくなった。。。と売店で偶然出会ったお坊さんが以前親切に教えて下さったことがありました。
この日も、下の池から見上げるよりも、↑ こうして丘の上から見下ろした方が美しく見えたよ。
何度も来ている場所だけど、塩船観音寺の歴史についてはほぼ知らないのでちょっと勉強。
同寺のホームぺージによると。。。
真言宗醍醐寺を総本山とする別格本山で、大悲山塩船観音寺と称し、現世を生きる人々の幸せを願う祈願の寺であります。
大化年間(645~650)に若狭の国の八百比丘尼が紫金の観音像を安置したことに始まり、周囲の地形が小丘に囲まれあたかも小船のような形状であることから、仏が衆生を救おうと願う『弘誓の舟』になぞらえて、天平年間に僧、行基が『塩船』と名づけたと伝えられています。
貞観年間には僧、安然が十二の坊舎を建てるなど、興隆を極めたと伝えられています。
とのこと。
室町時代に建てられた木造、茅葺きの本堂の前の広場は大好きな場所。 ↑
お土産や御朱印、御神籤が買える。
来るたびに何故か写真撮ってる本堂の茅葺きに生えるペンペン草。
「今年の咲き具合は。。。」と池まで来て見上げると、
もうちょっと赤色が欲しいなぁ。。。という印象。
丘の上に見える、巨大な観音像を目指して丘を登り始める。
年齢と共に、この丘を登るのに「よっこらしょ」という掛け声が必要になった(笑)
ほんと、息が上がるよ。。。
やっとたどり着いた。
今日も広角レンズなので、余裕で全身が写る。
撮る人はほぼ居ないであろう観音様の背中。。。
肩幅だけを見ると、「おっ!君、ライザップで鍛えてるな!」感あり。。。
何度も来てるので、お気に入りの撮影スポットを見つけてる。↑
ここもそんな場所の1つ。
すり鉢状の斜面が綺麗だね。。。
マクロ撮影用に、ポケットにオリンパスのTough TG-5を忍ばせて来たので、
あれこれ接写して遊んだ(^^)
なんだろ、この独特の空気感。
ここに来ると、いつも気持ちが穏やかになる。
いつもは丘を登るとクマンバチにブンブン追いかけられる事があるんだけど、
今年はクマンバチは見かけなかった。
代わりにミツバチが蜜集めにブンブン飛び回ってた。
これは余談だけど、今回も塩船観音の近くに住む知人のSさんのご厚意で無料の招待券(駐車場も入山料も全部タダ)を頂いた。
Sさん、本当にありがとうね。
ただ不思議なのは、入山する時にモギられる筈の券が、僕たちの招待券は一瞥されただけで「どうぞ、どうそ、そのままお入りください」と言われてモギられずに無傷で残った。
それに気づいた嫁が「じゃあ、また無料で来れるね!」と僕さえ思いつかないような悪魔の言葉を吐いたのには驚いた(@_@)!
とっても心強い女だ。。。
Tamatono / April 29, 2022 広角レンズの魅力が分かり、レンズ沼にハマりそうだ。。。