仕事を早々と引退して、もう1年少し。
現役の頃から気分転換にたま~に料理をしてたけど、
仕事を辞めても、やはり気分転換で時々台所に立ってる。
趣味のカメラ、自動車、自転車、釣り、ギターと同じくらい料理は楽しく思える。
料理も、映像も、音楽も「何か創り上げる」というマトリックスで一致するから
飽きない。
今週は2回も料理作ったから、ノルマ達成だな(笑)
3回以上は「義務」になるようで、気分が萎える。。。(-_-;)
豚の肩ロースのブロックを使って、極上のスープを作って飲んでみたいと思った。
旨味を邪魔しないように、味付けは最小、出来れば「塩」だけで。
イメージとしては、豚肉の旨味だけの塩コンソメスープ。
肉の臭みはニンニクじゃなくて、新鮮なショウガで消す。
その美味いスープを、じっくりとぶつ切りにした大根とシイタケに吸わせる。
こんな感じ。。。 果たして、上手く行くか? (笑)
あのデカい豚肩肉のブロックは、6つに分解。
つまり、ブロック1本を3つにカット。
生肉だと分厚いけど、煮込むと縮んでいい塩梅になる。
日本酒、ショウガ、塩を入れて、最初は豪快に中~強火でアクを出して丁寧に掬う。
綺麗なクリアーなスープを作りたいので、このアク取りはいつも以上に念入りに。
ほとんど料理をしない妻が、何を思ったか買ったべらぼうに高いホーロー鍋、
これを使わないと勿体ないよね。。。
実際、本当に良い鍋だと思う。
肉と大根の火の通り具合を見ながら、ショウガを取り出し弱火に落として煮続ける。
このホーロー鍋は熱伝導が良いので、途中から蓋は外しておく。
蓋をしてると、熱がスープ表面に回り込んでスープが濁るのだ。
蓋を取って、スープ表面から放熱させながら弱火で煮込み続ける。。。
すると ↑ こんなに澄んだ、綺麗なスープが取れた。
ここで味見。
ショウガって凄いね。 煮込んでも香りが立ってるし、豚肉の臭みがまったく無い!
味を調えるために、塩、コショウ、野菜コンソメのブイヨンを少しだけ入れてみる。
煮続けると大根の食感がなくなり、肉も固く締まるので、火を止める。
「もう少し煮たいなぁ」って思うところで火を止めるのがポイント。
火を止めたスープは、温度が下がる過程で大根と豚肉にしっかり浸み込んで行く。
完成じゃ~!\(^o^)/!
葉っぱはクセの無い小松菜を別に塩湯通しして、スープに添えただけ。
フレンチの仔牛のテールスープって、クリアーだけど、深いコクがあって、
スープ表面にキラキラと極小の脂の粒が一面に広がってるでしょ?
あんな感じで出来上がったので、自分でもビックリだよ。。。
いやぁ、、、予想以上に上手く行きました!(笑)
この豚肩肉は、箸でホロホロ崩れるほど柔らかくなってて (^^)♪
スープがしっかり浸み込んだ大根、最高♪
関係ないけど、おでんもこんな感じで作ると美味いかも。。。
あとは!
さっき買物に行った丸井の「北海道展」でめっけて、
パッケージの絵柄だけで、出来心で買っちまった、こいつ!
↓
このラーメンを明日の昼飯に
作ってみるってことだな!!!
ところで、、、
最近思ってることがあって、、、
人ってのは、年を取ると、結局興味があることしかしなくなるんだなって思う。
僕の場合、子供の頃に遊びまわった自然の原っぱで、また同じように遊んでる。
生き方も、考え方も、大抵消去法で片が付く。。。
やりたくない事はやらない。
したいことは本気で遊ぶ(笑)
こんな毎日が死ぬまで続くのだろうか。
結局、したい事ってのは、子供の頃に夢中になったものと同じように思える。
三つ子の魂とは、よく言ったもんだ。。。
Tamatono / Feb. 26, 2021 結論から言うと、奥様からは最高レベルのお褒めを頂きました(笑)